こんにちは、カゴヨウキキです。
今日は、ニュースについて、書きます。
今日のテーマは、花粉症対策について。
以下は、Yahooニュースからの記事。
岸田総理は国会で、花粉症について
Yahoo ニュースより
「もはや我が国の社会問題である」と
指摘したうえで、関係閣僚会議を開催
し、省庁横断で対策に取り組む考えを
示しました。
岸田総理
「花粉症については、もはや我が国の
社会問題と言っていいような問題で
あると認識をしています。
政府においても、関係閣僚会議を開催
し、情報共有、そして効果的な対策の
組み合わせに取り組んでいます。
ぜひ結果を出したいと思います」
岸田総理は参議院の決算委員会で、
自民党の山田太郎参院議員の質問に
このように答え、関係閣僚会議を開催
し、省庁横断で花粉症対策に取り
組んでいく考えを強調しました。
また、織田林野庁長官は、花粉の
少ない杉の苗木を「2032年度までに
年間生産量の約7割にまで増加させる
ことを目標に拡大に取り組む」と
説明しています。
この、ニュースは、花粉症に悩んでいる人に
とって、朗報となりました。
しかし、この花粉症に対しいち早く提言を
していた人物がいます。
それは、日本が誇る知の巨人
「苫米地英人博士」です。
以下の記事は、私が2016年3月25日にnoteに
書いた記事の再掲となります。
元ネタは、2016年3月24日に放送された
バラいろダンディより、苫米地氏の発言を
文字起こししたものです。
「私は、もちろん桜と言えば、
日本には原生種が10種いるんです
けど、
それが山から消えていることまで
含めて、こういう話をしたいん
ですけども。
安倍首相の意向も届かない『花粉症
利権』の裏事情。
原生の桜が山林から消えて60年
経ちます。まあ、あの、最初にですねこのことを
ちょっと、(説明します。)
花粉症利権って言われているのが
あるんですよ。で、その花粉症、実は去年、3月27日
安倍首相は「杉花粉症には国民の3割
罹患(りかん)していて、
社会的に大きな影響があるんで来年度
から発生源の杉の伐採と同時に、
花粉の少ない苗木への植え替えを
支援していきます。
しっかりとやりたいです。転換を。」と言っているんですけども、実は
今年、今月7日は安倍首相は、
参議院予算委員会の合間に
衆院密室で花粉症の受診をして
いるんですよ。
で、花粉症が強くなったため、
去年より早い。
え、結局どうなったんですかで、
実際花粉症っていうのは、生産性が
下がるんで。
国民大体2兆円くらい生産性が下がる
んです、実はこれ花粉症の薬を飲んで
眠くなるのは入れてないんで、
それまで入れるともっと大きいんじゃ
ないかと言われています。
逆に、外出を控えたりすることも
入れると、結構な金額ですよ。
ただし、一方で、(花粉症市場は)
大体あの1000億円くらいのお金の
市場になっているんで。
これをいわゆる、彼らが言う
「花粉症利権」なんです。私は、そんなものは花粉症利権と
(2016年3月24日バラいろダンディの苫米地英人氏の発言より)
言うのには甘いってのが今回言いたい
話なんですけども。
では、なぜかというと、まず全国の
自治体で花粉症保険っていう指導が
安倍さんの一声で入ったんですよ。
ですから、今回も安倍さんはそれで
お金を払っているんで、自分自身が
被害者であり、お金払う側にまで
なっているわけですけども、
で、日本全国中で今、花粉症になり、
そこで利権を強めているわけですけ
ども。
ただ本来、安倍さんが言っていたのは
植え替えですよね。
広葉樹が無くなっちゃったんで。
それは、何とどういう風になったかと
いうと、政策ではないんですよ。
民間の募金運動になったんですよ。
で、募金運動はだいたい2億8千万円
集まりましたけど、その内2億5千万円
はなんと、林業業者が入れて
いるんで。
そのカラクリはなぜかというと、
日本には実は「林業っていうのは無い
んです。」
無いんです、林業っていうのは。
農林、水産って言いますけども。
1958年に日本中の山林を杉に変える
って言う政策を出しました。
実は、GHQの時代に丸太の関税が
ゼロになって、1964年に製材の
関税もゼロに。
なんで、その時から日本は、山で
杉じゃないですか。
海外は平地で巨大な大木ですから
まったくもう勝ち目がないんで。
そこで、何やったかというと、
おそらくGHQ政策でアメリカの
木を買えと言われたんでしょう
けど、
日本中の山の元々あった桜だったり、
ブナだったりの広葉樹を全部
切っちゃったんですよ。
そして杉を植林しました。
論理は、これ1960年の池田所得倍増
計画です。
そこで、皆さん林業の
所得は2倍になりますって言ったけど、
木を全部切っちゃって
そこに杉を植えても成長に杉は
40年かかるんで。切る木無い
じゃないですか。
そして、2000年くらいにようやく、
切れる木になりました。
ところが、その時、切ろうとすると
切るコストだけで、大赤字なんです
よ。外材の方が安いから。
ということは、日本の林業というのは
実は切るに切れないで、切るともらえ
ないけど、
切らないでもっていると補助金が
もらえるんで。補助金をもらえるのを
「日本林業」って言っているん
ですよ。
それで、放置しているんです。
そして、放置するとどうなるのかと
いうと、簡単ですけど、本来は杉は
芽を切ったり、
枝を刈ったりあと間を切って
いかないと、何にもしないと
100%太陽を通さないんで、
地面の上ではもう本当に裸の土地に
なって下に木が生えない。
今は、そういう状態で動物も
住めない状態になっているん
ですよ。
それでも、何かしたら赤字に
なっちゃうんで、何にもしない
でいる。
そして、何が起きたかというと、
ちょうど1958年からずっと、
1990年まで(杉を)植えて
いるんです。
で、それが今、2000年頃にようやく
成木になってワーッとスギ花粉を
出したんで。
我々は、花粉症ってのは日本に
無かったんですよ。広葉樹の国
ですから。
そして、これの凄いのは、1990年
まで植林しているんで、2030年に
かけてこれから、
「どんどん花粉症が悪化していく」
んですよ。これが本当の花粉症の
原因で。
これは、民有林の話で、国有林も
同じで国有林は、簡単にいうと、
杉の特別会計ってのがあるんですよ。
森林特別会計。
これ4兆円の赤字を計上して
いますから。
最初に、ブナの木を切ったとき、
それを売ってちょっとだけ黒字に
なったんですけど、その後は、
ずっと赤字。
だって、禿山をだんだん杉を植えて、
40年経っているうちに補助金だけ
払い続けて。4兆円の赤字です。
こういうのを全部フタをしている
のが、これ僕は安倍さん自身も
知らない
池田首相時代の遺産が未だに続いて
いて、これをフタしているんです。
そこで、私のオススメはものすごく
簡単です。
まず、我々、国民は1000億円使って
いるんですよ花粉症に対して医療
とかに。
その1000億円を国が出して
くださいでしょ。
で、今は募金で2億8千万円、そんなん
じゃなくって毎年1000億円の
予算で、木をどんどん杉を切って、
都市部の周辺の杉から日本本来の
広葉樹に植え替えていく。
これをやるべきです。
それと、もちろん切った杉は
売れます。
ただし、価格競争力が無いんです。
ただし、逆ザヤで民間に安く売れば
いいですよ住宅とかに。
もちろん、これはTPPを国会で
承認する前にやらないと後で
訴えられるんで、急いでやった
方がいいです。
そして、日本古来の広葉樹中心の山に
戻したらいいです。
最後に、もう一つは、かの有名な
ソメイヨシノの植林。
まさに、開花した頃ですが。
これは、もう明らかに広葉樹です
から。
ソメイヨシノをどんどん植えて
もらう。
面白い論文がありまして、
これ2014年に初めて(証明され
ました)
昔からずっと言われていましたよね、
「何で一斉に開花するのか」
元々、3、4本の木から別れたんじゃ
ないのか?この論文によりますと、
たった1本のソメイヨシノのすべての
クローンが日本全国にある
ソメイヨシノ
ってことが2014年にようやく、
国際学会で発表されて認められたん
です。
たった、1本です。それを接木です
よね、昔のクローンは。
接木していくんで。
だから、一斉に咲くんですよ。
これは、日本の風景じゃないですか?
もちろん、そして元々の原木種も一杯
残っている。そういうのも、植えていく。
そして、日本の山を広葉樹の普通の
ブナだとか、クヌギとかコナラとか、
そういったところに変えていく。
杉なんか、日本の山に無かったって
ことを分かってください。」
日本に林業が無いってのにも驚きですが、
「国策で杉を植え続けていた」
「年間、補助金で4兆円の赤字」という
のにも驚きです。
博士提案の「広葉樹植え替え計画」に
真っ先に移行して欲しいものです。
今日はここまで、いつもニコニコ御用聞き!!
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