こんにちは、カゴヨウキキです。
今回は、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。
相次ぐ”サイバーインシデント”を防ぐために
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
大:相次ぐサイバーインシデントを
防ぐために。VTR:昨日発生した音声通話、
データ通信サービスが
ご利用しづらい事象について、ご迷惑をおかけしたお客様に
お詫び申し上げますとともに、多くの方々にご迷惑、ご心配を
おかけすることをお詫び
申し上げます。大:先週金曜日夕方から翌朝に
かけて、NTTドコモで音声
通話、データ通信が使い
にくくなるという大規模かつ長時間にわたる
障害が発生しました。現在、全てのネットワークは
完全回復しましたが、影響を
受けたユーザーはおよそ
200万人に上ることが判明。このようにサイバー攻撃かに
かかわらず、社会に影響ある
サイバー空間での出来事を「サイバーインシデント」と
呼びますが、最近、みずほ銀行やモバイル
Suicaのシステム障害など、サイバーインシデントの
事例が相次いでいるんです。そこで本日は、サイバー
インシデントを防ぐために、企業がどのような対応を
すべきか、苫米地博士が
徹底解説します。ふ:苫米地さん、先日、ドコモの
通信障害でありました。この一つの出来事をかなり
大きな影響を与えるんですね。苫:ま、これもお話ししますけど、
別にサイバー攻撃では
ないんですけど、これはサイバーインシデント
なんですよね。ただ、そこで出た弱さ、
要するに脆弱性ですよね。弱さというのは攻撃される
可能性があるわけですから。自分の中で起きた出来事で
あろうが、外からであろうが、
見つけたら必ず直して
おかなきゃいけないって
いうのは、これからドコモさんも
考えなきゃいけない。我々はサイバー
インシデントっていう
よりは、インシデントって、もう通常にサイバーまで
言わずにインシデントって言ったら、サイバー
インデントのことだと
思っていただけたら
いいような。もう用語です。
ふ:はい、では、
大:はい、解説お願いいたします。
苫:はい。あのまさにそのこれ。
私の思いっきり仕事の専門
分野なんで、逆にいかに専門用語を
使わないで説明するか
っていうのをちょっと考えて話させて
いただきたいと思います。ですから、この一ヶ月
以外の企業インシデント
ですよね。で、これはもう記憶に
新しい、みずほがまず
9月30日にあれ、今年で8回目の
システム障害で、今回は外為送金でしたけど、
それまでATM系が多かったん
ですけど、これはみずほがずっとその
起こしちゃってますね。それからSuicaが10月5日に
10時間ダウンしています。で、その時はApple Payとの
接続失敗でApple側のバグだって
いう風に発表されされました。ま、Appleがどういう風に
反論するかとは別として、少なくとも、発表上はそういう
風になっています。で。Facebookこれ全世界的に
あのその時、Facebookの
サーバーですから、メッセンジャーだったり、
Whatsappだったり、インスタグラムみんな
止まったのはご存知だったと
思いますけど、全世界で5時間オーダーで
止まったんですけど、その時のま、最初の発表は
ちょっと違うんですけども。その発表上はルーターの
設定の変更の誤りが原因
だっていう風にこれ発表
されています。で、それでドコモさん
ですよね。これはもう12時間以上の
障害で、完全に復旧する
のには29時間ぐらいかかったみたいに、
今、言われ言われて
ますけども。そのこの原因はIoTの
サーバーの移行で、実際はこれあとちょっと
もうちょっと話しますけど、自分のIoT機器の
ネットワークが自分自身を
攻撃しちゃって、そして落ちちゃったって
いうことで大規模障害が
起きたので、これあの、あの仮想敵国に
利用されると大変危ないと
いうことで、今回もわざわざこの話入れ
させていただいたんです
けども、それと本物のいわゆる
サイバーインデントと
言われるのは、その攻撃されるやつ
ですよね。サイバー攻撃ですよね。
で、これは10月6日のその
ライブストリーム配信。アマゾンですけど、あの
Twitchがハッキング
されてるんですよね。で、今もハッキングは
ものすごい増えてるんです。あんまり表に出てこないん
ですけど、そのそういうので。もちろんインシデントの
代表はサイバー攻撃です。だからサイバー攻撃だけでは
なく、内部的なものをね、
本当に内部犯行までしてた。内部で出たものから、ただの
設定ミスから、これ全部
サイバーインシデントなんで、全てインシデントで防がなきゃ
ならないものですよね。その中でまずサイバー
攻撃機そのものについて
ちょっと知っていただき
たいんですけども、あの日本ではその有名な
過去からあった。そのやつはもうすでに対策が
進んでますけど、そのDoSって聞いたことある
かもしれない。Denial of Serviceでサービスが
できなくなる。サービスができなくなるのは、
どういう風にやるかっていうと、例えばそのTCPっていう通信の時、
手をこうやってつなぐんですけど、その時のためのつなぐための
シンっていうパケットが
あるんですけど、そのパケットを大量にわーって
シンフロッドっていうんですけど、送ってみたりとか、そのUDP
っていう違うレイヤーですけど。あとHTTPでよくウェブでやるじゃ
ないですか。ああいったアクセスを大量に
集中させる。もしくは上手に中に入り込んで、
CPUをすごく使わせるような
行動をうまく入れちゃう。そうすると、そのネットワーク
だったり、マシーンがもう
忙しくなっちゃって、正しいアクセスにお答え
できなくなる。これがいわゆるDenial of Service
サービスさせないで、それをたくさんのとこからやると、
DDoSでディストリビュート分散で
利用するやつですよね。一つの一箇所だったらそこを
止めればいいんですけど、いろんなとこやられるとアウト
じゃないですか?そういうので今、DDoSですけど、
いわゆるダイナサービス。それとよく最近聞くスプーフィング
ってなんかメールなんかクリック
しちゃったら、いきなりマルウェア入っちゃ
いました。あれ、スプーフィングって
言いまして。今、それも本当にターゲットを
絞るんですよ。そのお友達から来たメールに
見せかけて、じゃあ、会社の内部から来た。
クリックしちゃうとそういうの
スピアフィッシングって
いうんですけど、そうするとマルウェアを
仕込んじゃうみたいなのが
行われていますね。ま、どうやって対策して
いくかっていうと、その例えば我々の
カーネギーメロン、CyLab
なんかどんどんそれを
提供してるんですけど、そのネットワーク全部の
パケットや、もっと上の
中小レイヤーも全部モニタリングして危ない
のを止めるとか、もしくはスプーフィング
だったらAIとか自然言語
処理でメールを機械が
代わりに読んであげてこれ危ないですよって
やるとか、いろんな対策は
あります。で、ただ今その二つの日本が
未対策で、これから対策して
いかなきゃいけないものが
あるんで、これをここでお話ししたい
んです。一つはオープンソース
ですよね。で、そのオープンソースと
いうのは簡単に言うと、その今、例えば私よくうちの
フォートトークで使って
ください。SNSですよ。うちのあの後ろの方で、
そのライセンスっていう
とこをクリックすると、ドワーっと我々が使ってる
オープンソースが出て
くるんですよ。これMITって言って、
そのいわゆるその
フリーウェアの世界で
その決まりがあって。そして必ず我々オープンソースを
使うと、どのソースを使いました
っていうソース名の出所ですよね。それと、バージョンまで
書かなきゃいけないんですよ
っていうことは、あるソフト・アプリをやると、
必ずこの人をどんなことを
使って全部ソースが
わかっちゃうんですよ。今、アメリカでそのいろんな
データやったんですよ。いわゆるミッション
クリティカルな世界でですよ。それはもう防衛から、
いわゆる発電所まで、ミッションクリティカルの
世界で、今、七割ぐらいが
オープンソースが使われて
いるっていうことが
分かってきて、これどういうことかというと、
オープンソースに結構
危ないコードが仕込まれたり
するんですよ。そうすると、オープンソース
使っちゃったことで
攻撃されちゃいますよね。ただ、今、日本もこれから
オープンソースを使ってる
のは止まらないし。っていうのはこれから
自動プログラミングが
もう実際世界で始まって
るんですよ。自動プログラミングのAIは
大体オープンソースの
コードを使ってやるんで。っていうことはAIか書いた
プログラムって我々も
読んでないわけですよ。でも、ちゃんとオープン
ソース使っちゃって、そこにそのマルウェア入り
だったら危ないじゃない
ですか?ということで、オープン
ソースに対するその、
そのどうやって
守っていくかがこれから
重要ですよね。で、これはその我々も
ギットハブとか、その
世界的有名なオープンソースの
ことを今全部AIに読ませてて、危ないとこ今チェック
してます。だからそういうことを
これから日本もやって
いかないと、対AIの攻撃というのはそのAI、
これからAIって簡単に言うと、
自動運転がAIじゃないですか。ありとあらゆる、AIって
学習させますよね。その学習させる元のデータ
だったり、学習している数学を
ハッキングするんですけども、例えばディープフェイクって
よくご存知ですよね。あれ、例えば簡単で。
あの今日はちょっと時間
ないんで。写真出さない
ですけど、例えば車でストップって
いうサインをほんのちょっと
加工すると、人間にはストップに見えるけど、
車には徐行スローに見える
みたいな。そういうのをその看板に
こうやって書き込みして
やるのもいいけど、元々の訓練データそのものの
ディープフェイクしちゃって。で、これも同じで、
AIの世界オープンソースが
今すごい多いんですよ。なぜかっていうと、一つの
本物の商業的な本格的なAI
作るのに千億円ぐらい
調整、訓練にかかるんですよ。で、1000億円も誰も出せ
ないんで。ただ必ずだったら自動車
だったら自動車のいろんな
AIのその認識を使うんです
よね。っていうことは、最初に
その作られたやつに
ディープフェイクかなんかで間違った訓練されてるのを
使っちゃうと知らずに、そのAIを使うとストップで
なぜかスピード出ちゃう
みたいな。
これ。AIに対するハッキング
っていうのはこれ今すごい
問題になってて、これをその我々もいろいろ
対策してます。いろんな抽象化したり、
分割化したりして、あとはドコモの例で出た、
いわゆるIoTに対する
攻撃ですよね。あの今、世界中でカメラ
だけで100億個ぐらい
カメラあるんですよ。そしてIoTってキーになると、
もう一つの家に何百個に
なるわけですよね。とてつもないものが
今攻撃に使っちゃうと、例えば今回のドコモの例で
言うと、そのまそのIoT機器
っていうのはハートビート
って、私いますよって。二分間に一回ぐらい信号を
出してるんですけど、それとその必ず繋がった
時に私、どこですっていう
位置情報を送るんですけど、今回ドコモさんの場合は、
ネットワークは一応止まって、もう一回やった時に一斉に
IoTが私の一応情報
送っちゃって、
止まっちゃったんですよっていうことはこれ一番
典型的なIoTの攻撃でハートビート攻撃や
位置情報攻撃って
典型的なIoT攻撃
なんですよ。それもDDoS、IoT攻撃を自分で
セルフゴールしちゃったのは今回のドコモさんなんですよね。
でこれ危険なのはその
仮想敵国たちが、「なんだ、だったら、
日本はもしかしたら
AUさんやソフトバンクさんも、
もしも対策してなければこれ、日本の電話は簡単に電話も
落とせるわ」っていう風に、
世界中に知られちゃったんで。私、急遽この話を今、させて
もらってるんですけど、IoT機器そのもののマイクロ
コードもすでにハッキング
されているものも結構あるし。あとはIoT機器ってどこに
あるか分かんないんで。人が入ってさっと入れ
替えられちゃったりすると、もう簡単に悪いIoTに
変えられるんで、物をそのものを変えたり、
最初から出荷されたIoTに
マルウェアが入ってる例も
知られてるんで、これも隠れたIoT機器を検知
したりとか、そのマイクロコードを全部
色々シミュレーションして
みたりとか、ネットワーク上のモニター
全部っていうのは、これも我々今対策をあの
カネギーメロンから
いろんなとこに
お勧めしてます。で、じゃあ、インシデントを
どうやって防いでいこうか
っていうことですよね。で、これ四つの基本これ
もうこっから先は全く
文系の話だけさせて
いただきますけど、まずその全教育、あらゆる
レベル、社長から従業員まで、全員のレベルで必ず
教育しなきゃいけなくって。で、これがまず防衛のを
するという実際やること、
そして教育、そして再構築。トップ判断という四つに
分けてますけども、まず防衛はインシデントの
要因。今回もインシデントの要因が
ありましたよね。で、それぞれフェイスブック
さんがルーターの設定
誤まっちゃって、大体疑う、本当ですか?
ってみんな思うじゃ
ないですか。だったらそのアマゾンの
AWSとかグーグル
クラウドに行った方が
いいんじゃないですか?
フェイスブック。そんなはずはないけど、
何かあったわけですけど
っていうことは徹底的に
内部調査をしないといけない。積極的に調査しないしで、
それはもちろん、物に
よってはそのリスクを
他に知らせるんで、言わない方がいいか
どうかは別として、やっぱり当局には理解を
説明しないといけない
わけですよね。で、内部犯行が結構
多いんです。これって内部犯行って
意図的にやってるんじゃ
なく、スピーフィリング
されちゃって、知らずにやっちゃうのも
含めてですよ。ですから、そういった
意味で、そのそういった
意味で徹底的に防衛するんで。そういうためにはアメリカ
ではCISOっていうんですけど、
最高情報セキュリティ責任者これ絶対育てなきゃいけ
ないんで。日本ではそのカーネギー
メロンとジョージ・メイソンと私両方フェローと教授やってる
とこですけど、ここで教育を提供プログラムが
いつでも提供可能です。それと社員教育レベルが
必要なんで、これは
公務員もそうですよ。だから社員・公務員、
全てのレベルのサイバー教育は
これから法律で義務化して
いかなきゃいけないと思う。ま、そのための訓練用の
ソフトは、私のコグニティブ
リサーチラボは
前も話してましたけど、東大と京大と共同で国内
向けのコグニティブCTFって
いう、いわゆるキャプチャー
フラックゲーミングを
しながらゲームエフィケーション
されたサイバー教育っていうのは、これあの東大さん、
京大さんと一緒にもう
出来上がったんで、それを無料で提供するんで、
それはぜひ使って
いただきたい。あと、あとは再構築ですよね。
これは前にお話しした
DevSecOpsの話です。古い仕様のプログラミング
言語って、型の指定とかが
曖昧だったり、いろんな問題があって、
これもスクラップビルドを
しちゃった方が絶対安全
で早いんですよ。あの原発、原発と全く
同じですよね。だから旧世代の仕様とかで
考えたものよりは、
最新のパラダイムで作り直す
べきで、そのためにやっぱり教育を
しないといけないんで。もちろんDevSecOpsの
教育プログラムっていうのは、
いろいろ、我々は提供可能です。それと、セキュリティの
これが重要なところで、セキュリティの投資と
本業投資のバランスを
トップが判断しないと
いけないんですよ。あの今回の明らかに
ドコモさんのトップは
判断できる知識はない
ですよね。多くの方々はみずほさん
なんか間違いなく、銀行の
方ですから、セブンペイの社長さんも
銀行から来られた方ですから、少なくとも銀行員のその
知識の中にないじゃない
ですか。だから、そういった意味で、
トップがセキュリティ投資に
あまりにやりすぎると本業
投資が遅れるわけですよ。でも、本業投資だけで
セキュリティ投資をやらないと、全部利益を失うんで、
それはトップ判断の話なんでそれはトップ判断
できない会社は、
これから終わりますと。もちろんってことは、
トップへの包括的なサイバー
知識と、その経営資源の配分、バランス、教育、これは
カーネギーメロンでずっと
トップ向けにやってます。いわゆるNBAを取った人とか
社長向けのプログラムで
是非やっていただきたい。で、そういう意味でサイバー
リスクが廃業レベルになるこれからに向けて本当に
セブンペイのような、
その二重認証は分かりません
でしたっていう。銀行出身の社長さんでは
絶対判断できないんで。それとさっきも言ったように、
ドコモのインシデントは
世界中に知られた。あ、あの、日本の携帯網は
そのDDoS、IOTが弱いんだって
ばれちゃって、明日、止められる可能性
だってあるんで、これ早急に全キャリアが
対応すべき。それAIの自動プログラミング
というのはこれから進んで
いくんです。コードはどんどん作んなきゃで、
その中にそのいっぱい
マルウェアがパブリックの
コードを使っちゃう以上
入ってる可能性があるんで、これもその出すか入れないと
遅れちゃうわけですよ。でもそれに対して安全性
ですよね。そういった意味ではこれ、
オープンソースの対応は
拡大する。ってことはDevSecOps
必ずやってくださいって
いうのが一つの結論になります。ですから、そのサイバー
リスクが廃業レベルになるこれからに向けてだと、
まさにサイバー投資と
本業投資のバランスが
できるトップが絶対必要なんで、それは変えろじゃなくて、
今の銀行出身経営者でも
即戦力になるような教育を
我々提供します。それと、サイバー攻撃は
やっぱり安全保障っていう。
企業だけじゃない。そこの感覚を持って
いただいて。で最後になりますけど、
各社の所長、社長頭取に
DevSecOpsって言って
いただければいいんです。これからはDevSecOps
ってトップが言わないと
ダメです。そうすると、そうじゃないと。
例えばウォーターフォール
みたいに発注して。一番発注元が
DevSecOpsって言ってれば皆さん、そんな難しいもん
じゃなくて、ちょっと
学べばいいんで。で、我々が教育は無償で
提供します。で、それと国防総省が
完全にDevSecOpsに成功されて、そのトップ14万人の技術者を
4兆円年間予算作ってた
トップ私の友達で彼が
九月に国防総省を
離れましたんで、DevSecOps化が終わったんで。
っていうことはいくらでも
ご紹介します。よくこういった新しい
そのアジャイルのやつは
大規模開発に向かないって変なこと言う人が
たまにいるんで。
本当に古い。そんなことなくて、
世界中どこに年間4兆円使って、その14万人が開発している
大規模システムがあるんですか?そこのトップさえも
ご紹介できます。ということで、ここまでに
お話しさせていただきます。ふ:いや武井さん。
トップが判断するという。武:いや、だから時代がもうね、
これからの時代に向けての
技術をきちんと使って
いかないと守れないって
ことなんですね。苫:要するに、もう経営と
システムは切り離せないん
ですよ。ワンセットだから経営者は
その一番上ですから。それは本当に専門的なことを
やって思うと、自分でどのくらい本業に投資、
どのくらいサイバーに
投資っていう配分を
考えられる人がトップじゃ
ないといけないんですよ。ふ:貴重なお話、ありがとう
ございます。そして、書籍をですね、
苫:あの一つは、私の会社の
今のこの担当で、コグニティブリサーチラボ
サイバー防衛のあの副社長が
出した本があります。まさにDevSecOpsについての
解説本ですね。これが今、予約開始です。
で、それとこれは今日発売
されたこの二つの本ですけども、世襲の本とこれ、私の本
ですけども、こちらはエコの方は今日
発売されました。ちょうどこれは28日発売
だったかな。だけど、予約はもう始まってます。
この二つは、なんとこの
MXで話していただいた
銀河系ゼミナールが
書籍化された本なんで、
MX初の本です。ふ&大:ありがとうございます。
苫:そうです。僕は
大川プロデューサーに
印税を払わないといけない
っていう。一同:あはははは。
ふ:プレゼントは?
苫:プレゼントを
させていただきます。それぞれのその著書を
特にもう出てるやつは
今日からなんで、すぐ送れますけど。
残り二冊はまだ発売されて
からなんですが、それぞれをその三冊を
五名様にプレゼント
させていただきます。ふ:ぜひご応募ください。
先生、ありがとう
ございました。ダンディアカデミーでした。
(YouTube動画より)
半導体不足でiPhone13減産へ
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
大:世界的な半導体不足を理由に、
先月発売のアップルiPhone13
シリーズは最大1000万台
減算される見通しであることが
分かりました。アップル社は部品調達力が高く、
これまで世界的半導体の
供給制約の影響を抑えられており、iPhone13も年末までに
9000万台生産されると
みられていました。しかし、世界的半導体大手が
部品の供給にしており、Appleは製造業者に減産
見通しを伝えたとのこと。7月のアップル決算発表後の
投資家説明会で、世界的な
半導体不足は、iPhoneの生産にも影響し
始めるとしており、売上高の伸びが鈍化すると
予想していました。一方、iPhone13の売れ行きは
好調とのことで、今後の
品不足が起こる可能性が
ありそうです。ふ:いろんなもので使われて
いるわけですけど、
武井さん不足していると。武:あのやっぱりなんか港とかね。
なんか停止したことが
結構大きい原因なのかなと
思うんですけどね。ふ:これ苫米地さんそもそも
少なくなりそうな気配は
あったんですか?苫:あの、まずコロナが
あったんで。例えば、例えば自動車メーカー
なんかはもう最初から減産する
予定で、半導体のそのキャンセル
しちゃったりしたんですよね。で、他のところに行こうと
したら、今また急に必要に
なったとか、そういった元々コロナの
影響がすごい大きいん
ですけど、それとまさに中国での
港の話、いろんな複雑な
要因が重なり合って、もうだいたい、もう少し
前から半導体が足りなく
なることは一方で分かってて。でも需要の方はどんどん
伸びて、まさにIoTで
一個一個にです。電球一個に半導体入れる
わけですから、
需要が一方で思いっきり
増えてる。その供給の方はいろんな
不安定な要因で、
特にコロナは大きかった
ですね。武:これ、今後バランス取れて
いくんですか。苫:今は逆にすごい厳しい業界で。
だって事実上、日本は本当に
中心になれてるところは
もう台湾に頼ってるわけ
ですよね。で、そういった意味では、
その業界がものすごく数が
少なくなっちゃったん
ですよね。会社そのものが。ですから、
彼らの生産能力がどこまで
上げられていくかって
いうところにもちろん
かかってる。ふ:日本のメーカーって一時、
すごく勢いはありましたよね?苫:もちろん日本メーカー
あるんですけども。だけど、やっぱり本当の
次の世代、次の世代って
いうのは大規模投資が
いるんですよね。私はこれ、昔から問題に
なってるし、してるんですよ。要するに日銀が刷ったお金で、
そのメーカーにガンガンに
第三社投資でお金入れるん
ではなく、彼らが過去にその投資銀行が
買ってた株を買って、
そしてETFとかで株価だけ
高く見せるけど、実際はメーカーとかに
全然お金いってないんですよ。要するに、過去に買われた
株が高く売れてるだけですよ。それは日銀が高く引き
取ってるだけですから、そういった意味でお金は
いっぱい入れてるようで、
日本と本当に基盤産業に
対してお金がいってない
っていうのはずっと長く続いているんで。
実際にもうもう台湾に
我々はお願いするような。ま、中国だと、やっぱり
いろいろの安全保障上
お願いしづらいっていうとこ、
いろんな要因がありますよね。日本かつて世界を独占
してたんですから。武:先端の半導体の工場を
作るので、すごい
お金かかって大変って
いうんですけど、あの台湾のセミコンダクタ
とか・・・苫:日本に工場を作ってます、
作ってます。武:あれはプラスに働く?
苫:プラスになりますね。
もちろんそうです。
ですが、これはこれから
どの国ということはなく、
あの積極的に投資して
いかなきゃいけない。いけないんですけど、
ここに来て本当に半導体が
足りない。もう台湾企業に頼まなきゃ
いけない。じゃあお金つけましょう
みたいな能力が。元々日本の製造業そのものに
日銀とかがガンガンにお金を
入れればいいんですけど、彼らの株かもしれないけど、
だいぶ昔に第三者割増で
投資銀行家が買ったやつを高く、日銀が円を刷って買い取って
るだけで、お金は外資系金融
に行ってて、企業には3社割のお金じゃ
ないですから。新しい新株発行のおかげ
じゃないですから、
全然入ってないんですよ。ですから、いくら日銀が
刷るのは、税金は上がん
ないから、
どんどん刷っててほしいん
ですけど、そのお金は
外資企業に行って。大体その人たちはそれが
日本の不動産とか、
企業の株は確かに買ってる
けど、だけど直接もっと日本の
一次、二次、三次、四次
全産業、特に日本の中心に
行ったこういった半導体メーカーみたいな
基盤産業ですから、ガンガンに入れて
いかなきゃいけないのを
やってこなかったんですよ。ふ:我々の暮らしは半導体への
依存度っていうのは、
もうこれから下がることは
ないですか?苫:もう、上がるしかない。
全ての機器。
私たちの目の周りに
あるものを、電気が通ってるものを
全部に半導体が入るわけ
ですよ。ですから、だからそれが
いわゆるIoTですよね。さっき言った路上のカメラ
だけで、もうすでに100億個
あるんですよ。そのカメラ全部半導体を
複数の半導体で制御してて、
今やろうとしてる。そのデジタル化って
デジタル庁のやつも
みんなそうですけど、半導体がなきゃできない
ことじゃないですか。大体カードに半導体
チップ入れるわけですからね。もうどうしようもないですから。
一方で、需要はものすごい
上げときながら、
その中心の産業。日本はこの二十年ぐらい
潰す方には動いてきたけど、買収。外国企業に
買収させる方に。買収する側にはお金あげて
きたけど、日本の企業に本当にお金を
入れてきてなかったのは、
この十年、二十年なんで、これ本当に考えないと
いけない話です。ふ:はい、ありがとうございました。
(YouTube動画より)
続いてのトピックです。
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