こんにちは、カゴヨウキキです。
今回は、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。
2022年の飛躍に苫米地用語「抽象度」を習得しよう
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
大:2022年の飛躍に基本的な苫米地
用語を習得しよう!!ということで、本日はビジネスは
もちろん日常にも活用できる
こちらの言葉、解説、
いただきます。「抽象度」
ということですが、
なぜこの言葉を理解すると
ビジネスや日常が大きく
飛躍するのでしょうか?CMの後、苫米地博士に解説して
いただきます。(CM明けて)
さあ、本日の銀河系ゼミナールは、
2022年の飛躍に基本的な苫米地
用語を習得しようというテーマで
お届けしています。ふ:さあ、先程、「抽象度」という
ことですが、苫米地さん!!苫:はい。あのこの抽象度と
いう言葉は、あの分析哲学でまさに存在論っていう分野が
あるんですけど、ま、哲学そのものが存在論と
いう分野があって、その中で
新しい分野ではこのオントロジー
存在論っていうのをだいぶ中心的に研究するように
なったんですよね。で、これを私が単に英語では
”Levels of Abstraction”
って別に新しい言葉じゃ
ないんですけど、日本語訳はなかったんで、
これを私が抽象度という
「日本語訳を造語したんですね。」ただ昔、本書くと抽象度って
書くと、よく校正に
「こんな日本語がありません」って直されましたけど、それは
私のあの造語なんで。それは今ではあのいろんな人が
抽象度って言葉を使ってくれる
ようになったんで、もうそろそろ、日本語になり
つつあると思うんですけど、あの別に新しい概念であって、
英語を単に私が訳しただけ
ですけど、「私の造語」です。ただ、これって人工知能は
80年代、私と私の教授たちの
世界ですよね。だから80年代、人工知能を
作ろうって言った時に、まず人工知能に概念を
理解させるのに、
この抽象度のその数学ですよね。数理が必要なんで、その頃に
定義をして、私はその後ろの
数学をあの基本的に仕事で
やってたんですけども。武:は~~~!!
ふ:さあ、ここからどのように
進めていくんでしょう?苫:あの抽象度という言葉のその
理解するために、先に「順序」
っていう概念をこれ、ちょっと簡単な、あの数学
っていうレベルじゃないんで、あの順序ってあの自然数の
大小だと1、2、3、4、5、6、7
みたいな。これ順序ですよね?
これを概念の時は、概念は
上位概念、下位概念っていう感覚で、その順序を並べる
ことができるわけですよ。犬の上位概念は動物で、
まあ、哺乳類→動物でも
いいですけど。その、で、その下にプードルが
あって、プードルよりも犬の方が
上位概念みたいな。そういうってことは、概念の
ヒエラルキーをネットワーク
として人工知能に教えると
いうことで、そのこれは車なんかでもそうで、
実際にエンジンとか作ってる時に
全部部品のパーツでやるん
ではなく。車というパーツだったり、
エンジンというパーツだったりで
あれば、そのBMWの何シリーズ
と、何と何シリーズ全部同じ
設計で、それぞれのプログラムが自動的に
生成することもできますよね。そういったことで概念の抽象度と
いうのを理解させる必要が
あるんで。これを数学的に、ま、形式的に
定義する必要があるんで、
ものすごく簡単に言うと、「上に行くと情報量が少なく
なっていく。下に行くと
多くなる」って犬であれば動物の全情報を
持ってますよね。さらに、プードルだったら、
犬の全情報プラス、プードル
っていう情報じゃないですか?だからそういった意味で、
その上位概念に行けば行くほど、
情報量が減っていくっていう
ことですよね。で、で、まずそういった
その順序で、必ず自然数の大小は
必ず順番つけられますよね?ところが、例えば、猫と犬は
どっちがとか、プードルと猫
どっちが上位概念ですって入っているところが違うんで、
ぶら下がってるところが、「決められないじゃない
ですか?」あの数学では必ず順序が
決められない順番を
半順序(partial order)って
いう風に言います。そうすると、その概念というのは、
いわゆる存在のpartial orderの
集合ですよね。で、その集合だけではなくて、
もう一つ、その数学で束論っていう
概念があるんですけども、この束論っていうところまで
入っていただくとよく
分かるんですけど、あの束というのは、あのま、
これなんかいい図かな。こんな感じになると、
ちょっと束論に入ってくるん
ですけども、今と同じです。ただし、犬、ブルドック、
哺乳類、動物をちょっと
具体的に書いてみたんですけど。それ以外に、その例えば、
アメショー
(アメリカンショートヘア)
は猫の下にぶら下がる。これが抽象度の世界じゃ
ないですか?で、こういった順番が決め
られる集合で、ただし必ずしも
決められるとは限らないんで。半順序ですけど、集合で
上と下があるやつ。要するに閉じてるところが
あるやつですよね。あの、そういうのは束(そく)って
言います。
束ですよ。水戸納豆の束みたいな。そういうので、英語では(lattice)
で、日本語では束(そく)って
訳してますけど。そのそこでそのさ一番下の束の
一番、例えば犬と、猫のその上に
ある、これ上界っていうん
ですけども、上界の一番下ですよね。
最小上界って。ここでは哺乳類に
なるじゃないですか?あの自然数の掛け算の最小公倍数
とかと同じです。同じです。その演算によって、ですから、
より情報量が大きいか少ないか
っていう比較ですよね。だからこれはあの英語では
(subsumption)もしくは、包摂
(ほうせつ)って言います。ですから、動物は哺乳類を
包摂する哺乳類は猫を包摂する。哺乳類は犬を包摂するって
言い方をするんですけど、逆にこっちは外延化するって
いう日本語である。extendするって、英語では言う。
あのプログラム言語でJavaとか
やってる人はextendっていう
言葉を見たことあるかと思います。エクステンションとか
これ下から上はextension
ですよね。上は下を包摂するんです。
ですから、これは包摂半順序で
並べられた集合ですよね。武:なるほど。
苫:で、その集合の中でこうやって
首がこうやってキョンキョン
ってできるやつを束って
言います。ですから、宇宙は情報量の
大小で並び替えられた包摂
半順序束なんですね。ですからそのところが西洋
哲学では、下は実は閉じてるのは
何かっていうと、「矛盾」って
これ定義なんですよ。そうすると、ブルドッグと
アメショーの両方の、
その共通の下位概念なんです。これは例えばペットとか
あった時はペット、例えばアメショーはペットで、
ブルドッグもペットでとなると、
こんな風になりますよね。上位概念でそれって、
あの共通の下位概念って
いうのは、意外と作れる
ものはあるわけですよ。あのペットと哺乳類の共通の
下位概念はアメショーみたいに
なるわけですよね。だけど任意のものが二つ取って
きて、その共通の下位概念って
何ですか?っていうと、その普通考えつかないけど、
西洋哲学でこれは矛盾って
いう風に定義してるんですよ。ふ:へぇ~~~!!
苫:どういうことかっていうと、
そのアメショーなのに
ワンと鳴くとか。あのブルドックなのにニャーと
鳴くみたいな。情報量が多すぎる。
情報量がちょっと多すぎるから、
矛盾って考えをするんですよ。上にいると情報量が減っていく。
だから、どこの誰よりも
任意の二つを取っても、両方より必ず情報が大きく
なっちゃうから、それで
矛盾しちゃうっていうので、
盾と矛みたいな感じで。だから西洋哲学では、宇宙は
下が閉じた。下が閉じたり、
上がどっちかをどっちか
閉じているのを亜束っていう
言うんですけども。そういったその宇宙は包摂
半順序亜束であって、
下が閉じてる。これが西洋哲学の定義
なんですよね。で、これだけだと。
そのまあ、人工知能が本当に
概念を分かるのはちょっと
難しい。で、それとその一応こう
ちょっと書いてありますけども、
このここでここに書いて
あるように、高度な人工知能になる
ためには、もうちょっと
いろんなことがいる。で、まず一つは、高度な
人工知能になるためには、
もともと包摂半順序の定義が
いるわけですよ。ブルドッグというものを、
いっぱい書いたり、
犬の定義だけいっぱい
書いてても、それが犬だったり、哺乳類
だったりっていう概念を
理解してないと人工知能
使えないじゃないですか?当たり前で、あのAIBOと
違うメーカーのお掃除
ロボットが、実は同じお掃除ロボットを
理解してないといけない。だから抽象度は絶対いりますよね。
さらに次のステップは、宇宙は
上が閉じてないんですよ。西洋哲学では開いちゃってるんで、
これ上を閉じて一つの束に
したいんですよ。で、そこで私は一つの束に
しました。で、そのためにあのものすごく
単純で、あの数学的な定義を
実は世界で最初にやったんですが、2011年のえっと、サンナルートと
いうとこで、お釈迦さん成道2600年の記念講演会で、
私、大仏教代表で論文発表
したんですけど。その時に空(くう)を数学定義、
定義しました。武&大:空(くう)?
苫:空(くう)ですね。
だから、あのサンスクリットでは
シューニャという風に言って
ますけども、この、この空の数学的定義を
ここでした。これ、実は今まで
分かると、ものすごい単純で。宇宙の一番上に空を持って
きたんですね。要するに、どこの誰よりも
情報がちょっと小さい空って
いうのは空(から)のこと
ではないんですよ。潜在的には全部の上にある
わけですよ。ってことは、何事よりも上位
概念なんです。ってことはないわけじゃない。
全ての上位概念。だけど、
宇宙の任意の二つを取っても、
必ずそれの共通の上位概念で
ある。そうですよね?
何をとったって、その共通
上位概念。簡単に言うと、宇宙の全ての
存在よりは、ほんのちょっと
情報が少ない。無限に広い宇宙の何とって
きても必ずそれの上位概念に
当たるのが空であるっていう風に
定義したんで。これはあのその時、そのインドで
その偉い偉い学者とか宗教の大先生たち、いっぱい集まった
時によく定義してくれたって、
だいぶ褒められて。あの、あのチベット人の発表は
素晴らしいって、チベット人じゃ
ないんですけどって。言われ、言われた記憶が
ありますけど。ふ:今の笑ってもよかったんですか?
一同:あはははは。
ふ:すいません。
何か、気づかず失礼しました。武:高度過ぎて。
ちょっと笑いが高度過ぎて。苫:ま、これが要するにこっちで
宇宙は簡単に言うと、この
この私の定義以降は、それはチャレンジされて
ないんで。そうするとその最大上界、
一番上が空であり、一番下が
矛盾である上と下が閉じた。完全束なんですよね。
包摂半順序完全束である
っていうことですよね。そうすると抽象度が上がって
いくっていうことが、
どんどん上がっていくんだけども、必ずその上には空があると
いうことを人工知能が理解する
ことができるんで。これって悟りじゃないですか?
ふ:はぁ~~~~!!
苫:あとはその時に、これを当時は
コンピューターは遅かったんで、
これを本当にコンピューター上で処理するために、自然言語処理
だったり、いろんなことを
やるためにはグラフ理論って
いうのを使うんですけども。要するにこれは代数ですよね。
代数の中の束論っていうのを
使って定義したんですけど、動かすときは同じ数学の中では
グラフ理論っていうのを使って、それをコンピューターで
離散数的なアルゴリズムに
変えるんですけど、それで苫米地アルゴリズムって
いうのを当時出して、ようやく実時間で知識処理が
できるようになったのは、実は私の苫米地アルゴリズムは
だいぶ役に立ってるんですね。で、ここまでが定義です。
それが抽象度なんです。
上がっていくのが抽象度。だんだん上がると抽象度が
上がってるから、この世で
一番抽象度の高いのは空であり、一番低いのは矛盾であるって
いうことなんです。その中に全ての存在、宇宙の果て
まで行っても、必ずその二つの
間に入ってるっていうこと
ですよね。あとはどこまで抽象度上げようか
っていうのがまさに
クエスチョンで。一つは相手と自分が会話する
ときは、相手と自分の抽象度が
ちゃんとLUBっていうのは
一番下ですよね。最大、いや、最小公倍数
ですよね。あのいわゆるあの掛け算という
演算における自然数では、その包摂半順序におけるその
最小公倍数っていうのは
リーストアッパーバウンドでLUBで最小上界っていうん
ですけど、リーストアッパー
バウンドまで上がんないと
いけないわけですよ。ですから、上がりすぎると、
今度は臨場感が下がるん
ですよね。例えば、その武井君が新庄監督と
話をしてる時に、スポーツの
種目を超えても上がったところで
会話は成り立つ。ま、逆にそこまで上がらないと
会話が成り立たないわけですよ。自分の方の話と向こうの方の話
だけで。ただし、上がりすぎると、
空まで行ったら本当に悟った
人なんで。そうじゃないにしても、
上がりすぎると、今度は臨場感が
下がるんですよね。ってことは、効果的な
コミュニケーションは、
臨場感を維持するために
上がりは過ぎない。だけど、相手と自分の抽象度は
共通の抽象度LUBまで上がる。ただ、それだけだと、二人だけの
世界になっちゃうんで
もうちょっとあげるわけですよ。そうすると、他のスポーツの
選手たちも会話に参加できる。武:共通に参加できる。
苫:だから一つは最低。
二人の間では。二つぐらい抽象度を上げた
ところで会話すると、コミュニケーションができるし、
その上、自分たちの世界が
もうちょっと広がる。あげすぎると広がっていくけど、
臨場感が下がっちゃうわけですよ。だから、たまには思いっきり
上げて空まで行くっていう
瞑想はいいけど、普段は二つ三つぐらいの
抽象度を維持すると、ビジネスマンとしても、
ものすごい有効な
コミュニケーション。新しいアイデアが分かる。
監督がもう就任するときには頼むよ!と思ったっていう
ことは、抽象度を上げられた
ってことですよ。でもその頼むよって、
ちゃんと武井君が思い出せた
ってことは、抽象度が
上がりすぎなかったって
ことですよね。この抽象度、ちょっと
上がってるところをたまに上げたり、下げたり、
上げたり、下げたり維持できる。でも必ず抽象度はちょっと
上げとく。そうしないとコミュニ
ケーションが成り立たない。これはビジネスにとっても
すごく重要なことだと思います。武:はぁ~~~!!
わかりやすい。大:さあ、といういうことで、
はい、空と矛盾について
学んだわけなんですが、皆さんのお手元にもですね、
空と矛盾というのを書いた
フリップを用意いたしました。ふ:どうすんの?
大:はい。皆さんの仕事に置き
換えた時、この空と矛盾、間に入るもの、
当てはまるものっていうのは
どうなるでしょうか?というのを、書いていただき
たいんです。今日。例えば、ま、テスラのCEOから
しますと、ま、空に近いものは
人類の地球を救う。で、もうちょっと抽象度下がると
環境保護。さらに、え、抽象度が
下がると電気自動車を作ると
いうことで。ふ:空は何?
大:抽象度が高いですね。
ふ:地球を救う方が、空ね?
大:はい。で、具体的になると、
こうもっと矛盾に近くなると
いうことですが。あ、書かないで、言って
いただこうということですね。はい。では、武井さんから
行きましょうか?武:仕事?
大:仕事における。
武:仕事のこの、ボトムの方は、
もう百獣の王としても日本のあのタンクトップを
着た動物倒すおじさん。これはかなりあの抽象度の
低いものになってる。苫:低いことも重要なんですよ。
臨場感が出ないといけないん
ですよね。たまに思いっきり下げて
あげることが必要です。武:で、そこからだんだん
こうなんか色々
コメンテーターとか
いろんなのが始まって、空は僕はなんですかね?
あの地球人、全員武井壮を
知ってるっていう。全認知。
あと不老不死、
もう死にたくないっていう、
ずっと生きてたいっていうのが、もう基本的にはもうだから
もう空に近いですよね。もうずっと地球を見てる
っていう。
ふ:もう、武井空(たけいくう)に
しましょう。一同:あはははは。
ふ:苫米地さん、いいですよね?
苫:コーチは常にクライアントより
一つ高い抽象度を維持できないと
いけないんで、それはもうおそらくできてると
思うんですよね。ですから、今回もあのコーチに
なって大成功すると思いますよね。武:あはは、ありがとうございます。
いつか改名したいと思います。ふ:あの苫米地さんのと今の武井さんの
とで分かりました。ようやく、具体的に。
だから、この世界に入った
テレビに恩返しがしたい。「テレビに恩返しがしたい」
が空です。で、できたらキー局に出たい。
キー局に出たい。一同:あはははは。
ふ:で、今ほとんどMX。矛盾
どういうことだ!!これ!!!
矛盾ってどういうことだよ!!一同:あはははは。
ふ:ありがたいんだから!
MXなかったら私、どうなってた
ことか大:あはは。一般的な矛盾とは、
意味が違いますけれどね。苫米地さん、今のは別に
矛盾なわけではないですよね。苫:もう今のでいいと思いますよ。
だから常に自分のいるところは、
常にその抽象度が低め、
低めのところにいるんですよね。当たり前で臨場感があって
呼吸してます。この世ですから。でも頭の中は
ほんのちょっとあげる、ほんのちょっとあげる
ほんのちょっとでいいんです。ただ、たまに思いっきり
上げてみると、クリエイティ
ビティが生まれるわけです。武:ちなみに、苫米地さんの
空のところは何が?苫:空ですか?
常にいろんなのが浮かんで
ますね。やっぱりね。でもまだまだ先があるんで。
だって見たことのない宇宙の
果ての何らかの誰かが考えた
新しい概念より、
もう一個上ですよ。武:まだちょっと束になって
ないですよね。苫米地さんの頭の中は。
苫:まだまだ、広がっていくと
いうことで。武:おおぃ!!
苫:あのそういうことで、
2022年は皆さんに
抽象度とかも理解して
いただきましたよね。それは実行していただき
たいんですよね。まずゴールは抽象度は、
高ければ、高い方が
いいんですよ。私は常に若い時からその
「戦争と差別をなくす。」世界のこれは高い抽象度
ですよね。だけど実行は意外と小さい事を
やってたりするわけです。飛行機に乗ってノルウェー
行ってみたいな具体的な
臨場感でいろんな人が
話してですよね。だからその間ですよね。
ですからゴールはできるだけ
抽象度、高くて社会的であり、
普遍的な行動をする。そうすると勝手にIQを
上がっていく。IQが高いっていうのは
抽象度の高い空間。当たり前で数学がやってる人は
だいたいIQ高いじゃないですか。物理学やってる人もそれは、
ものすごい抽象度の高い空間の
思考をやることをIQって
言うんだよ。ということで。勝手にIQがもちろん、
これってスポーツだって、
時間と空間を超えた推論を
するから成功するわけですよ。っていうことは必ずIQ
いるんですよ。ですから、そういった意味で
スポーツをやってる人にも、抽象度の高い思考をする
癖をつけるっていうのは、
ものすごく有効だと思います。ただし、コンフォートゾーン
ですよね。自分が心地良く、安全だと感じる
空間。これはコンフォート
ゾーンっていうんですけど、
これは維持する必要がある。これはどういうことかって
いうと、ゴールを設定するとゴール達成するのに必要な
コンフォートゾーンが
決まるんですよ。今の自分のいるところは
ちょっと違和感ができて、
こっちがいいと思うわけですよ。こっちがいいと思うためには、
今の物理的な空間より臨場感が
出ないといけないわけですよっていうことはあげすぎると
臨場感が出なくなっちゃうんで、ほんのちょっとあげる。
だけど、こっちは、望みの
こうなりたいというところに
必要な世界なんで、こっちの世界が不満になって
くればそっち行こうと
しようとすると。無意識はホメオスタシスの
力でゴールを達成して
くれるんですね。これはコーチングの基本的な
考え方です。それと、先ほど言ったように、
相手とコミュニケーション
するときは、必ず共通の
LUBまで抽象度を上げる。で、できれば相手よりほんの
ちょっと高くしてあげると、
さらに相手に有難がられる。その人を上がるっていうことは、
視点が広がるっていうこと
ですよね。情報量は減ります。
だけど視点は増えていく
わけですよ。で、犬の世界しか見えなかった
のが哺乳類の世界で見える
ようになるんですから。ですから相手と最低でもLUB
まで上げて、できれば
ほんのちょっと上がってあげると、相手に有難がられる
存在になっていくっていう
ことですよね。ということで、抽象度、
LUBまで上げて、多くの人を幸せにする2022年に
皆さんぜひしてください。ふ:いや~、新年一発目にふさわしい。
解説ありがとうございました。武:難しい話を聞いているような
気がしますけど、こう知的な
満足感を得た時って大体こういう感覚になってますね。
苫:ありがとうございます。
武:なるほどね。
ふ:苫米地さん、本当に
ありがとうございました。ダンディアカデミーでした。
(YouTube動画より)
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