こんにちは、カゴヨウキキです。
今回は、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。
岸田首相のNATO首脳会談参加により変わる”集団的自衛権”の解釈
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
ふ:さあ今日は
大:バラダンが誇る
知の巨人、認知科学者
苫米地博士がちょっと抽象度が上がった気がする
ニュースをお届けする宇宙一受けたい授業
銀河系ゼミナールKUを
お送りします。ふ:さあ今日の授業は何
でしょうか?(プーチン大統領のスピーチ)
大:ロシアのプーチン大統領は
30日、ウクライナの東部と
南部4州の併合を宣言。4州が住民投票でロシアに
戻る選択をしたと併合を
正当化しました。併合条約への調印が強行
されたことを受け、(ゼレンスキー大統領の
スピーチ)ゼレンスキー大統領は
このように述べ、NATO加盟申請書に署名
する様子を公開。戦争の出口はますます
見えなくなり、追い込まれた
ロシアが核兵器を使用する
懸念も出てきた。ロシア・ウクライナ情勢の
影響は周辺国にも広がり、中国が台湾を侵攻する
台湾有事への危機感も。アジア情勢の激変を受け、
我が国日本の防衛の要と
なるのが、自衛隊その自衛隊のあり方が
大きく変わる出来事が、
今年6月に。岸田総理が欧米の
軍事同盟、北大西洋
条約機構NATO首脳会議に「日本の首相として初めて
出席した出来事。」会議では、従来の日米同盟に
加え、今後はNATOとの連携を
築いていく考えを示したが、これは
「ただの連携ではなかった?」そこで本日のテーマが
岸田総理のNATO首脳会談
参加により変わる、
集団的自衛権の解釈銀河系ゼミナールKU。
本日は岸田総理のNATO首脳
会談参加により変わる、集団的自衛権の解釈を
テーマにお送りして
いきます。まず、今回キーワードと
なるのが、NATOです。北大西洋条約機構1949年に
旧ソ連の対抗勢力として、設立されて、アメリカ
イタリア、イギリスを
はじめとする欧州及び北米の30カ国が
加盟する政治的・軍事的同盟
なんですが。その5条に
「締約国は武力攻撃が
行われた時は、国連憲章の
認める個別的または集団的自衛権を
行使して北大西洋を地域の
安全を回復し、及び維持するために、攻撃を
受けた締約国を援助する」とあります。
これは、NATOの加盟国の一つに
対する攻撃は、NATO全体の攻撃と
するという解釈です。はい、こちらを踏まえて
苫米地さん、解説をお願い
します。苫:それじゃあ、あのまず自衛隊に
ついてなので、自衛隊の歴史を
正確に皆さんに理解して
ほしいんで。あの終戦から54年末、
第3次吉田内閣が
終了するまでですけど、あの50年8月のところの前に
まず45年の8月これ終戦です
よね?で、それでこの前だと終戦する
ことによって日本も動員して
たんで動員解除されますよね。その時、実はアメリカ海軍の
指揮で旧海軍の軍人が機雷の
掃海活動でその日本の周りをもうすでに米軍の下で働いて
るんで、もうそれが最初の
自衛隊と言ってもいいんですよ。それ終戦と同時なんですね、
1971年まで続きましたけど、そのアメリカと日本の両方が
10万個ぐらいの機雷を日本列島の
周辺に置いてて、それを掃海するっていうので、
そういった、機雷掃海で
ずっと、PKOでもそうですけど日本がずっと得意なことです
よね。で、48年の4月にその英語で
日本コーストガードっての
出来ます。運輸省の上に、海上保安庁が
できるんですけど、そこでそのいわゆる、
旧海軍、軍人3000人が軍人は
みな公職追放されてたんで。公職追放免除になってそして
これに入るんで、コースト
ガードって今でいう
海上保安庁ですね。そちらが自衛隊より先に
出てんですよね。そして50年の6月に朝鮮動乱が
勃発して進駐軍がみんな
朝鮮半島に移動しちゃうん
ですよ。で、日本の掃海部隊も朝鮮
半島に行っちゃうんで。で、日本のその米軍の
基地の周りが誰もいなく
なっちゃうんで、そこで進駐軍が朝鮮半島に
移動したことで、「国内の
米軍基地を守るため」にマッカーサーが命令して
吉田茂首相が「警察予備隊令と
いうのを発令する」んですよね。で、7万5000人がその警察官と
して募集されます。特別職の内閣府の特別職
国家公務員なんで、普通、警察官はその地方の
公務員ですよね。国家公務員として、で、
それはもちろん1946年11月に
憲法が発布してるんで。9条で軍事国際法上の、
軍隊にできないんで、文民の治安部隊の警察部隊と
して創設。これが最初のその「自衛隊の
始まり」ですよね。まあ、まだこの頃は警察庁
予備隊と言われてましたけど、そして4月に52年の4月に
サンフランシスコ平和条約が
発行して、GHQが解体する
わけです。で、その時に米軍も
本当は9条で日本にいられない
はずなんだけど。だって日本国内、軍事持っちゃ
いけないんですけど、ただ当時は、9条の違反では
ないっていうその外交の軍団で
っていう解釈駐留をしたん
ですよね。その時に、その海上保安庁にも
海上警備隊というのを設置して、そして52年のこの、その時にその
同じ7月に行政協定っていうのは、もともと52年の2月にその
行政協定というのはその吉田茂
さんと、その口頭ですけどそのアメリカ側とすでにあった
んですけども。GHQが解体するということで、
その日本に警察予備隊を作る
ということは、まあ実際は自衛隊になりますけど
「有事の際には米軍の指揮官に
入らないと」、危なくてしょうがないとか
敵国ですから。そして自分たちの駐留軍は、
出てっちゃってるわけですからそういうことで、そこにまず
行政協定があったんですよね。そして52年7月にその52年2月の
統合指揮官は誰かっていう。その、要するに米軍の
指揮官、統合指揮官って
言いますけどそこで吉田茂元首相は
吉田茂首相の自宅だったと
思いますけど、それとクラークの米軍
司令官が口頭合意で
その統合司令官。
統合部隊の単一の司令官は、
合衆国に任命されるべきで
あるということを、これで口頭合意してるんで
これ行政協定で。これはいわゆる指揮権密約
って言われるやつですけど。この結果、「自衛隊は米軍の
一部である」っていうことが
当時確認されるんですよ。そして50年の4月にアメリカと
総合安保っていうのが
生まれる。それがその保安庁が、
防衛庁になってそして
自衛隊、陸13万人
海1万5000人
空6000人になるんですよ。その前に保安庁って
いうのは作られて、警察予備隊と海上保安庁の
警備隊は保安庁に一度
移して、それからその保安庁が
防衛庁という名前に変わる
っていう経緯なんですけど。で、その自衛隊が海外
活動憲法9条下でそのなんで
やれてきたかというと、これそのものすごい簡単で
52年にそのまあ日米合意解体時は吉田ークラーク間
んですけど、その有事の際は、
米軍指揮官の下に入るって
いうのを言いましたけど、52年7月の行政協定で、
はっきりと単一の司令官合衆国任命されるべきっ
てことを言われてるって
いうことを。60年の6月にもその新安保
ができますよね。その4条と5条で地位協定と
あと日米合同委員会って
のはできますけど、そこで指揮権合意を引き継ぐ
というのをまた岸信介さんと
ダレスさん、また口頭確認
してるんですよってことは、有事の時は、
自衛隊は安保条約と行政
協定で米軍統合部隊の
一部として行動するんです。これって9条違反になっ
ちゃうんですよ。ただし密約なんで、という
ので、その国会承認が
なくても行政協定というのこれ、相手国にとっては
条約と同じじゃない?それは国会だってない国
だってあるんで、ということでこれはその密約と
言ってるけど言われてます。これ合意なんですよね、
日米合意で、で平時の時は
PKOとして治安維持ですけど有事の際は米軍の一部と
して行動するっていう論理で
「実はいつでも派遣できるん
ですよ。」ただし、ベトナム戦争の
時の1955年から77年も
ありましたけど。田中角栄元首相は「9条が
あるんで、自衛隊は
派遣できない」って断って
るんで。実は国際法上は、自衛隊は
米軍の指揮下なんで。そうするとそのハーブとか
いろんな陸戦条約でも、ちゃんとした正規軍
のその指揮下にあるものは
正規軍としてみなされるんで、「実は海外行けるんですよ。」
だから日本で9条を
持っているのが止められ
たんで。よく言われるのは、
「日本は9条があるから
海外行けないじゃない」
んで。それはとサンフランシスコ
講和条約だったり、日米安保条約だったり、
国連憲章、敵国条項で
外で活動できないんで。で、「9条は言い訳なんです。」
我々が外で行かなくていいってそういう風に解釈を全然逆に
解釈されていることが
多いんで。今日はその話をしっかりと
したかったんですけど、で、2000年のその以降で言うと、
そのまずそのリチャード・
アーミテージさんっていう国防副長官そしてジョセフ・ナイ
さんっていう人がこれってINSS
って2000年10月のその特別レポートで
日本の集団的自衛権行使が
同盟への協力を進める上で、制約になっているという
ことはっきり言ってるんです
よね。で、その上で第二次安倍内閣で
集団的自衛権を閣議決定して、このこれを一般に解釈改憲と
言われてるわけですよね。要するに憲法を変えてないけど、
集団的自衛権ができるっていう
ことをわれわれの判断で言って
るんで。
NATO的な論理です。ただしこの
場合は、日本とアメリカの
集団的自衛権で。その他の国が入ってません
けれども、で、これは安倍
さんが拡大解釈してこれが通常そのずっと
続いてるわけですよ。ですから安倍さんのその解釈
改憲というのは新しい当時「新三要件」という
ふうに言ってましたけども、その我が国に対する武力
攻撃が発生した時のみならず、我が国に密接な関係にある
他国に対する武力攻撃に
関して、我が国が存立が
脅かされた時には、我々は動くことができる
っていう事になったん
ですよね。そういうことが、それまでは
日米はそのMSAで日米の相互
協定の中で、日本がまずアメリカ行くかは
どうか別として、「日本有事の際は米軍が
動いてくれる。」ただし、「米軍指揮官の下で
っていう」論理だったんです
よね。ところが、アーミテージさん
たちの論理を受けて安倍さんが
解釈改憲したのは集団的自衛権っていうのは、
米とじゃなくって、はっきり
書いてありますけど、地域は
書いてないんですよ。密接な関係にある他国に
対する武力攻撃ってことは、
地球の裏側でもいいんです。もちろん密接だったら、
そうすると自衛隊が動く
ことができるっていうに安倍総理がこれ拡大解釈を
しているんですよね。で、実際2014年には、
その安倍さんはNATOとも
その時にその協力をするという
関係を結んでるんですよ。その時の外務大臣が、
今の岸田さんなんですよね。で、そしてさらにその
1歩先を岸田総理が進めた
というのが今回の出来事で。ですから、その岸田さん
より先に行きたいっていう
論理が、ずっとどうもその、いや、(岸田さん
じゃなくって)安倍さんより
先に行きたいっていう論理が岸田さんの政治的なその
論理の中にあったんだと思う。もう一歩先にやる。
で、で、ただし
今回はそのいわゆるその日米安保の中の日本と
NATOが協力しましょうねって
いう。その安倍首相のその集団的
自衛権もだいぶ先に進んだん
ですよね。というのは、もともと日米の
相互の安保が、他国で
あっても地域に関係なくてもその守りますよに変わった。
ただこれ、コンセプトの話で
約束事でも、何でもないんです
けど。これ首脳会談に総理が出た
っていうことは相手は、最初のダレスさんとその
岸さんの時、いや、
吉田さんの時のようなその、口頭の行政合意と
同じみなされる可能性が
あるんですよ。で、実際にこれその英語で
その官邸のホームページに
書いてあることを読むと。「日本とそのNATOは
Unityであるって書いて
あるんですよ。」これって、今回対その
ロシアでウクライナの問題で、ずっとNATOがNATOの個々
はUnityでって動くって
書いてあるんで。NATOの人たちが、自分たちに
作っている単語をわざわざ
使ってるんで。これ英語で、Unityって
ものすごい強い言葉で日本とNATOが一体化
しているというのを
わざわざその当時
スピーチで読んで。で、スペインで読んで、
そして、今でも官邸の
ホームページ出てます
ってことは、首脳会談での発言はNATO側に
とっては加盟国と同じ行動を
するというふうに、約束したことに読めるん
ですよ。ですから、「安倍式の解釈改憲が、
西側には、欧州参戦まで合意したというふうに
みなされる。」もちろん、国連PKOだと
そのロシア拒否権発動
するから、最初は紛争ではなくて
NATO PKOとして派遣する
可能性も含めです。PKOは平時しかできない。
ただし、有事の際は米軍の
一部として、動くというのは、
現在の論理ですよね。で、その論理の中でその
一つのリスクがあって、敵国ね敵国がもしも
今度は有事の際ですよ。有事の際にその自衛隊
動いた時に敵国が前も
お話しましたけど、軍事国際法上のその
ハーグで言うと、センスはジュネーブ条約だと
非戦党員の扱いするリスクが
あるんですよ。で、実際あの2015年1月の
衆議院安保特別委員会で岸田外務大臣が、当時その
自衛隊員。これは紛争統治国の軍隊の
構成に戦闘員でありませんので、これはジュネーブ条約上の
捕虜となることありません
って言っているんですけど、ジュネーブ第3条約の捕虜
規定では、紛争当事国の
軍隊の構成員。もしくは正規の軍隊の
構成員であり、自衛隊
以外のと、いうことは自衛隊以外の
外国派の派遣軍人は捕虜になるけど自衛隊だけに
ならないリスクがあるん
ですよね。そうすると、今回台湾の有事
とかに発言化した場合は、紛争当事国では日本がない
わけですよね。当たり前ですけど、という
ことは自衛隊員は紛争
当事国でない自衛隊と
いうことで「正規軍人にされないリスク」
があるんですよ。米軍でば、これ最初から正規軍人
ですよ。ただ本当は、その自衛隊と
いうのは、実際はその日米の
機密約の中で米軍の一部として
動いてるんで、これ「実際は正規軍」なんですよ。
米軍の指揮官にあるから
正規軍で自衛隊そのものは
国連憲章とかで、自分で動くことはでき
ないんで、でも敵国はこれ
密約ですから。密約っていうのはなかった
ってされることが出来る
わけです。そうすると、いや何
言ってんの自衛隊、
あんた米軍じゃないですよ?ただの文民部隊じゃない
ですかって言って、捕虜に
するぞとかまえ言ったように、その
拷問するぞって脅して、それ認知戦を仕掛けてくる
可能性があるんですよ。そうすると、日本の自衛隊員は
普通の特別職国家公務員なんで
いつでも辞めることできるんでみんなでワーって辞めちゃって
そして日本は全く戦力を失うリスクもありますって
ことですね。で、そういったそのリスクの中で
その敵国が文民扱いするだけで
なくて、国内法でも今は
自衛官は有事の文民扱いなんで、で、それで平時の訓練も
いろいろ機能を不全してるんで。私が提言したいことは、
そのここに、書いてあります
けども。その米軍の予備兵、自衛隊
だけども指揮官指揮権は密約
なので敵国が自衛間を戦闘員扱い
しない認知戦リスクがあり。ということを前提として、
国家公務員法まず改正して
国家公務員の一般職の
特別職と言いますけど、それに加えて
「防衛職を作る。」そして特別職の防衛職員と
切り離す。それと、自衛隊法改正して
防衛職の職務は軍事国際法における正規軍人に準ずると
いうふうにはっきりと明記する
必要がある。それと省法以上の人事は、
今、国会承認されてないんです
けど、省法以上の人事を
国会承認するということで、
完全に文民統制は文民とは国民のことで行政のことでは
ないんで、国会承認する。そしては未満人事は将軍も
将軍未満も全部その防衛大臣
などこれは文民扱いされる
根拠なんですよ。ですから、未満員人事は統合
幕僚長の権限として文民の
防衛大臣の権限から移管する
必要がある。それと、有事において防衛職
防衛有事ですからね。軍人ですよね刑法医師法
薬事法銃刀法の法的除外として
全て自衛隊法で規定しないと例えば、今、自衛隊では
自殺するときは頼むから
銃で使わないでくれって、
言われるんですよね。銃とかで、自殺すると
これ銃刀法違反で遺族に
お金も出ない、保証もされ
ないんですよ。だから自殺するんなら、
首吊りでですよ。もしもこの辺に敵がいて
上司から撃てって言われた
時に嫌ですって撃たな
かったら、これ行政罰ですけど、
撃った場合は、これはもしも東京地裁で訴えられる
ことがあれば、
これ刑事罰になるんですよ。自衛隊員にとっては、
全く平時の私たち文民と同じ
法律しか適用されてないん
ですよ。ですから、訓練でも例えば、
その医師法違反になるとかそういうことで、
いろんな制約があります。例えば、準看護師と、
救急救命士ってこれ厚生
労働大臣ですけど、これ文民の下のこの資格
がないといわゆる第一線
救護衛生員といわゆる衛生兵
にもなれないんですよ。衛生兵になるのに、
厚生労働大臣のその許可が
いるとかおかしくないですか例えば人事は有事だって
防衛大臣だし銃は有事だって
警察庁長官なんですよ。ただ、その例えば、
いくつかのピストルの
管理とかはしなくていい
とか。もちろんその銃刀法に
入らないような銃は、
いっぱいありますけど、それだって有事の
際だってあの警察官の
ピストルの扱い、全部警察官の権限であると
いう「日本は有事っていう
考え方がない」んですよね。でも有事という考え方、
入れなくていいんですよ。自衛隊法の中に、自衛隊員は
ハーグ等のその国際条約
軍事国際条約における正規軍と同じ扱い、もしくは同じ
訓練をする、それに準ずる
と言わないと。9条違反ってされるかも、
しれない、で準ずる扱いに
する。これだけで、十分だと思うんで。
そうしないと、おそらくかなり
リスクがある。そうすることによって、
いざと有事の際も、自衛隊は
堂々と米軍の一部としてでは
なくて。米軍と独自の自衛隊として
ちゃんと行動することが
できるって事ですよね。そこを理解していくと、
今は日本は密約があるから。実際は、いつでも海外派遣
できるんですよ。ただし米軍の一部と
しての。そうすると拷問も
されないんですけど。けど、だけどあくまでも
これ密約なんで。「敵国は密約は密約なんて
認めてくれないんで。」「敵国にとっては、やっぱり
自衛隊はただの文民」なん
ですよね。ですから、それを日本の
法制上で堂々と有事の際
軍人と扱えるように
するということをしないと
いけない。ふ:はい。武井さん、という
提言です。武:はい。もうこれ以上のこと
ない。私からは。ふ:とにかくこの参加。
首脳参加っていうことで
ちょっとこう地軸は変わる
わけですよね。苫:そうなんです。
あのいつでも、実はいつでも
「自衛隊は海外に行けるん
ですよ!」わかります?
米軍の一部として、もともと
そのために米軍、あの自衛隊
作られた。元々は、朝鮮に派遣したかった
んですよね。ただし、朝鮮動乱終わっ
ちゃったんで、で、その後ベトナムに行かせようと
思ったら、9条で逆に田中先生が
断ったんで。ただその国際法上は行けるんで
9条のルールで我々が断ってる
だけなんですよ。なんか、9条を変えないと
いけないって言ってるのが
全然、「国際法上、逆」
なんですよ。武:先生がこれだけこれを言うって
ことは例えばロシアと今、
NATOの関係において、岸田さんがNATOでああいう
発言をしてるっていうこと
に関して、もし先生がおっしゃるような
リスクが起きかねない?苫:例えば、核の事とかも、すごく
誤解されてて、よくいろんな
解説者が戦術核をこの辺に
落とすあの辺に落とすって言ってますけど、今ロシアが
考えてんのはその「EMP核」
ですからね。いわゆる前に僕お話しました
よね?高高度で2キロぐらいの
ところで10キロトンから100
キロトンぐらいの核爆発させると100キロトンだったら
ヨーロッパ全土ぐらい
10キロトンぐらいだったら主要都市ぐらいを完全に
停電させると。全部チップが焼けますから、
流通が止まって、もちろん
皆さんも地震で経験したように
その水も動かない。トイレも流れなくなる。
通信一切です。そうなると餓死者が出るよ。
でもその10億分の1のその
バーストなんで。簡単に言うと誰も死なない
蚊も死なないわけですよ。でも、のんびりと半年
ぐらいかけて10万人ぐらい
とか餓死する可能性がある。で、その時は死んでるの
あなた達がインフラ、
ダメだからじゃないですか?そういったEMPみたいなのは
具体的に考えられてて、その時、わざわざウクライナ
やらないわけですよ。彼らもウクライナ戦争勝っち
ゃったつもりが、あのプーチンさんで勝利宣言
ですからね。簡単に言うとね。
で、そういった意味合いで
言うと、本当にそのNATOの一部が被害を受ける
ような、「EMP核攻撃をやる
リスクまである」んですよ。その時に自動的に今、自衛隊は
対ロシアで参戦するということを事実上合意しちゃった
と向こう側は少なくとも思って
ますからね。武:日本も対象だと思われ
ちゃってる?って事が問題ですよね。
苫:今回逆に、ゼレンスキー
さんが入りたいですよ。NATOにしても。
それは先延ばしされちゃう
んですよ。NATOは集団的自衛ですから
彼らの言葉で集団防衛です
から。ってことは、「紛争国は
入れない」んですよ。もしも、そのゼレンスキー
さんとか入った瞬間に、NATO全体が今度は
ロシアと戦争しなきゃ
いけないと。それと同じで今度は、
もしも今、事実上NATOに
入ったと同じぐらいにだって首脳会談に首脳が、
出るってことは向こうは
思ってて、そしてダレスさんの時とか、
そういった密約をしてるんで。向こうは同じように感じ
ますよね。そうなると、万が一そのEMP
核爆発でも、万が一、ロシアがした場合
ですよ、リスクの話ですよ。そのリスクのを全部考えると、
自衛隊が本当に派遣される
可能性もある。もちろん、台湾有事だって
そうですよね。
台湾有事は日本の外務省の
論理は日本は台湾と中国の
関係に対して、
我々はコメントする立場に
ないっていうのが、
ずっとオフィシャル。コメントする
立場でもないのにだけど、なんか、台湾有事が起きたら
これは中国の方が問題だみたいにね。コメントしてる
じゃないですかってことはもう「台湾派遣だってさせ
られる可能性」もある。武:先生、これ、そういう状況
なのに岸田さんがそういう
発言するっていう
(NATO)参加する
っていうのにはメリットは
何が?苫:岸田さんにとっての
メリットありますよ。それはだって前に安倍さんが
その2014年にNATOで協力が
協力関係にすぎないんです。それは別にいくらでも
やりますよね。同盟と違う同盟でも。
今回は首脳として行ったって
ことはその時もう1個先に
行ったわけですから西側の人たちの中では
安倍さんよりも重要な
人物に、今変わった
わけですから本当に向こうが
そう思ってくれる
のかはどうか別として彼のポジションと
してはね。だから彼はそんなに
俺はすごく世界に貢献
してんのに、なんで支持率が毎日新聞
だと39%で下がっちゃって
みたいに逆に不思議に思ってる。
怒ってると思いますけど。
ふ:はい。ありがとう
ございました。苫米地さんありがとう
ございました。銀河系ゼミナールKU
(YouTube動画より)
お送りしました。
今回は、ここまで。
いつも、ニコニコ御用聞き。
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