バラいろダンディ(2022年5月2日)②

バラいろダンディ文字起こし

こんにちは、カゴヨウキキです。

今回も、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。

日本のスポーツ指導”神童崇拝”に問題?

発言者は、以下の通り。

ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)

大:熊本県修学館高校サッカー部
  で起きた一連の暴力問題、

  そして小学生柔道の全国大会の
  廃止など、今、学生たちへの
  
  スポーツ指導のあり方で行き
  過ぎた勝利史上主義が議論の
  対象となっています。

  コラムニストの河崎環さんは、
  こうした背景の一つとして、

  特に日本で顕著だという
  「神童崇拝」を指摘しています。

  それはスポーツに限らず、
  ダンス、歌など芸能や勉強でも、
  
  まだ若いのにすごいと
  マスコミで猛烈に歓迎される
  ことからも明らか。

  「自分の子は早熟。
  幼いのにこんなことができる。」

  大人は自分たちの承認要求の
  ために成長の最中にある、

  子どもを戦わせているのでは
  ないかと河崎さんは警鐘を
  鳴らします。

  本当に人生を喜び楽しめる
  幸せな人間を育てるために
  何をすべきか

  一度立ち止まって考えてみる
  ことが必要だと述べています。

ふ:う~ん。武井さん、どう
  思いますか?

武:う~ん・・・
  何か、複雑な思いはあって。

  苫米地さんは、常にあのその
  経済的なことと、スポーツって

  もっと、離れた方がいいって
  おっしゃるんですよ。
  
  でも、僕自身は、同じく、
  こういう事が起きないためにも、

  そういった事が、進んだ方が
  いいって思いは、当然、

  苫米地さんがおっしゃること、
  すごくよくわかるし、

  だけどアスリートとして自分で
  スポーツで例えば、

  プロフェッショナルと
  して活動していくことを

  考えると、経済とスポーツって
  ある程度近くないと成立しないと
  いう思いがあるんだけど、

  でも何かやっぱりこの神童
  みたいなね、天才少年とか

  中学、高校、小学校とかって
  いう大会が

  これだけ日本の国内で盛り
  上がって、

  例えばそれがメディアの内容に
  なっていたり、放送されたりとか、

  大学の試合とかは高校の甲子園
  とかもそうですけど、ビジネス化
  してきているとかっていう側面も
  あって、

  だけど、これってなんか我々がね、
  若くして、大成功。

  大成功っていうか、若くして
  すごく上達した子とか、
  
  卓越した子たちを神童みたいに
  扱うことって、

  いや、そうじゃねえよなって
  いう思いがずっとあるんですよ。

  例えばこれって簡単なことで、
  スポーツなんて誰だって、

  すごい努力を詰めば上達するし
  成長するっていう小差じゃない
  ですか。

  子供の頃に他の誰よりも
  ゴールデンエイジって
  言われてる頃に詰め込まれて、

  他の子たちはのんびり普通に
  暮らしてるわけで、その中で

  自分だけがやったら自分が卓越
  するのは当たり前なんですよ。

  でも、それってまだ自我もない。

  自分がそれをやりたいって
  選んだわけでも、経済的側面を
  反映して選んだわけでもない。

  将来の自分をどう生きたいかと
  いうことも考えずに、そこに

  親とか周りが差し込んでる
  だけの話じゃないですか。

  で、例えば成長してきて大人に
  なって、そのスポーツで
  卓越するほどの身体的成長が
  望めなかった場合に、

  今までやってきた時間を全部
  捨てて諦めなきゃいけない
  とかっていう悲劇が起きる
  こともあるし。

  でも、途中で、もしかしたら
  すごく上達してるけども、

  精神的にはもうやりたく
  なくて飽きていてとか
  苦しくてとか。

  それでも、自分の人生が上手く
  いってるにも関わらず、
  
  スポーツは上手いのにも
  関わらず、文化の面もそう
  ですけど、音楽とかもそう
  だけど、

  そういったもので苦しい
  人生に逆になっちゃう人も
  いるし。

  かといって、逆に、例えば
  大谷翔平選手みたいに
  子供の頃からずっとそれを
  やって、

  身体的にも優位に立てて、
  その結果プラスとプラスが
  集まってああいう風に
  
  大成功する人がいるからこそ、
  また子供の頃からずっと
  やらせるべきだっていう
  議論が起きたりとか。

  それがスポーツは正しいんだ
  みたいな間違った考え方に
  なっちゃう。

  だから、ただそのスポーツを
  技術を詰め込んで、いっぱい
  やらして

  上手くいくかどうかの
  ギャンブルみたいなスポーツ界は

  僕はすごく嫌だし、そんなことに
  20年努力してきたけど、

  社会で自分の人生を立てていく
  知識が全く持たずにいる
  子たちが今も山ほどいる
  わけですよ。

  そういう子たちが僕のところに
  相談来て、どうやって食べて
  いったらいいですか?

  こんなスポーツ界でいいの?
  って常に思ってますけど、

  だからもっときちんとこの
  世の中で自分が生きていく
  ためには、

  どういう力が必要で、その
  一部としてスポーツがある
  ってことをきちんと大人が
  伝えてあげて、

  それを楽しめるならスポーツを
  推奨すればいいし、

  こういったことでただ子供は
  スポーツをやればいいって

  思ってるのは僕は間違ってるな
  って感じますけどね。

苫:あのね、武井君が言うように、
  これ、たくさんの1人が持つ
  スキルの一つじゃないですか。

  若いのにすごいとマスコミで
  猛烈に歓迎される。

  これが日本がどんだけ遅れて
  いる国かなんですよ。

  普通の国は若い頃スポーツが
  すごければどんどん先に
  進ませるし、

  ロシアだってそうですよね。

  芸術がすごければどんどん
  進ませるし、数学がすご
  ければどんどん進ませるしね。

  だって私は、アメリカにいた
  から中学1年から中2に上がる
  とき、学年高2に入ってて、

  高2から高3になるとき、
  僕は数学だけ大学に
  行ってますからね。

  じゃあ神童って言われたら、
  いやそんなことない。

  音楽だったりその他の分野で
  似たことをやってる人

  いっぱいいるし、毎年1人
  ぐらいは先輩でも13、14で

  そばがMITっていう
  マサチューセッツ高科大が
  すぐそばだったんで、

  そこに普通に毎年1人ぐらい
  行ってるしみたい。

  でもそれで13、14歳ですよ。

  じゃあ、神童って言われるか
  っていうと、足がすごく
  長くてバスケットボールが
  できると同じように、

  「特徴の一つにすぎないじゃ
  ないですか。」

  ですから、それを神童って
  言ってるような国が遅れすぎ。

  それよりは、若い時から
  それぞれの才能をどうぞ
  いくらでも伸ばしてください
  って進めてあげるから、

  スポーツでどんどん行っても
  いいし、学問でどんどん
  行ってもいいですよ。

  だからこれって最初に武井
  くんが問題にしたアスリートの
  セカンドキャリアとは全然、
  別な問題だと思う。

  そっちはそっちで徹底的に
  考えていけばいいからね、
  資本主義との中でね。

  ただしこの神童って言われる
  のはそうじゃなく、若い時の
  子供の目をつむ教育。

  極端に言えばゴール一緒に
  並びましょうみたいな教育
  ですよね。

  例えば円周率は3って教える。

  我々はびっくりします。
  円周率は3の後のが言えなく
  たって永遠に続くっていう
  ことで、

  無理数で特別な存在じゃ
  ないですか。

  それを3って言われちゃったら
  最初から数学ができる子、
  育てようがないですよね。

  だから、そういった意味で、
  分野ごとに、足が長いとか

  かけっこが速いとか、数学が
  できる。

  「自由ですよ。」

  で、それがたまたま上手
  だった時、どんどん先行けば
  いいけど

  神童でも何でもないですよ。

  それは、たまたま髪が長いのと
  ほとんど、何も変わらない。

  それが当たり前。
  
  それを全くやってない国が
  日本だから、わざわざ、

  マスコミがこうやって、
  猛烈に歓迎するんですよ。

  だから、日本が特殊だと思った
  方がいいですよ。
  
ふ:はい。

(YouTube動画より)

デジタル庁 事務方トップ8ヶ月で交代

発言者は、以下の通り。

ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)

VTR:私の使命は、生活者視点の
  サービスを作り、それを届ける
  チームを作ることだと考えて
  おります。

  人に優しいデジタル社会の実現を
  牽引できるよう、尽力して
  まいります。

大:先週、事務方トップにあたる
  デジタル官の交代を発表した
  デジタル庁、その迷走ぶりが
  指摘されています。

  初代デジタル官の石倉陽子氏に
  代わって、今回新たに同庁
  
  CDO・チーフデザインオフィサー
  の浅沼尚氏が就任することに
  なりましたが、

  昨年の発足からわずか8ヶ月と
  いう異例の交代劇。

  そもそも石倉氏は、昨年の
  記者会見でデジタルの専門家
  ではないと語っていたなど、

  人選に対して不安の声も
  上がっていました。

  今回、後任する浅沼氏も民間企業
  出身者、民間人材を積極活用し、

  官民の融合を目指している
  同庁ですが、実際には関係者の
  根回しなどを重視する霞が関

  文化と、効率化を重視する
  IT企業と文化が対立する
  ことも少なくないそう。

  民間出身者の退職も相次ぐなど
  組織が揺らぐ中、

  浅沼氏の手腕が問われることに
  なりそうです。

ふ:この、省庁とかでも、
  デジタルとか、ITってのは、

  どこか日本だと鬼門になりがち
  ですねぇ。
  
苫:デジタル庁が何のためにあるか
  というところも基本的に考えて
  いかなきゃいけないわけです
  よね。

  官庁にするというのは国民の
  基盤として必要だということ
  ですよね。

  例えば厚生労働省は日本の
  健康であり、文科省だったら
  教育の基盤ですよね。

  基盤ということを考えるとき、
  社会にはデジタルは基盤に
  なってきたんですよ。

  それをどこでもそうですけど、
  みずほ、三井、住友クラス
  だって本当の先進的な開発に
  するのには、

  コストがかかりすぎくらい
  お金がかかるんで、

  それをわざとみずほと三井、
  住友が別々にやるのは
  もったいない。

  それどころか、これから例えば
  今、進み上げてる電子決済
  だったら、

  小さい企業たちなんかも参入
  できないほどコストがかかる
  わけですよ。

  だからそういったインフラ
  ストラクチャーとして、

  水道とか電気みたいな
  インフラな部分を国が
  持ちましょう。

武:なるほど。

苫:そしてさらにそれを
  次世代の先進的な基盤を
  提供しましょう。

  みずほとか三井、住友は過去
  にずっとCOBOLの時代から
  やってきたものを、

  ちまちまいじりながら
  やってるんで、これ抜本的に
  本来やるべきですけど、

  なかなか抜本的にやれない
  って気持ちはわかる。

  でもデジタル庁って新しく
  できた庁で、これから新しく
  日本の特に行政から始まって
  たら、

  行政だけじゃなく国民の
  基盤のデジタルをやって
  くるってことは全く新しい
  技術開発をやる中心ですよね。

  日本に最初に郵政省ができた
  時みたいなもんですよ。

  日本に郵便ネットワークを
  これから作っていくみたいな、
  その基盤なんで。

  だからそれは、当然いわゆる
  チーフソフトウェア
  オフィサーの役であり、

  チーフアーキテクチャー
  オフィサーの役ですよね。

  ということは、最低でも
  計算科学分野とか情報科学
  分野の博士号クラスであって、

  そして実際に業界で作って
  きた人。

  そうするとグーグルとか
  アマゾンとかアップルの本社に
  いるかもしれないけど、

  日本のグーグルにいるか
  どうかはすごく怪しいし。

  そうですよね?

  だからそういった時に、
  グーグルと提携するん
  だったら、

  一番下は私たちDevSecOps
  なんかでも使ってる、

  キューバーネーティス
  っていうマイクロサービスの
  アーキテクチャーが
  あるんですよ。

  これをもうこれから日本の
  省庁は全部キューバーネートに
  しましょうってグーグルの
  本社と握手をする。

  これ一つのやり方ですけど、
  そこまで入り込まない限りは
  おそらく難しい。

  だからトップを行政的な意味で
  どんどん変えていくんではなく、

  本当に次世代のこれから
  日本に水道・電気・水を
  作っていく。

  70年代、60年代だったか
  日本に原子力発電所を作って
  いく、くらいの新しいことを
  仕掛ける。

  ということは、10年後、
  20年後のアーキテクチャーを
  やるわけですから、

  本物のコンピューター
  サイエンティストじゃないと
  無理ですよこれは。

ふ:はい。

(YouTube動画より)

交尾直後すごい勢いで逃げるオスグモ

発言者は、以下の通り。

ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)

大:交尾後にメスがオスを
  食べる行動はカマキリや
  クモの間でよく見られますが、

  中国古北大学の研究で
  小さなクモの一種である
  
  マツガエウズグモのオスは、
  交尾後に常にメスから飛んで
  逃げることが判明しました。

  そして驚くべきことに、
  逃げたオスは再びメスの元に
  戻り、最大5回ほどの交尾を
  繰り返したとのこと。

  研究によると、このクモは
  交尾後にメスがオスを食べる
  習性を持っており、

  そのため彼らは交尾1回ごとに
  飛んで逃げたといいます。

  またそのスピードは肉眼では
  追えず、最大で秒速88センチに
  達し、

  研究チームはこれは人間の
  大人が一跳びで1秒間に530
  メートル離れた場所に着地
  するのに相当すると指摘。

  そして身体的に優れた
  オスほど何度も飛んで
  逃げることが可能で、

  それによって生き延びる
  確率も高めることが
  できると述べました。

武:俺の写真を使うんじゃ
  ない(笑)

ふ:素敵な笑顔でしたけど。

一同:あはははは。

武:ありがとうございます。

ふ:交尾関連のニュースという
  ことで、いかがでしょうか。

武:僕は交尾後はどっしりと
  ベッドでゆったりする
  タイプですけどね。

  一切飛び出すことはない
  ですけどね。

一同:あはははは。

ふ:さすがですね。

大:逃げたことはないんですか?

武:はい?

ふ:逃げたことないですか?

武:ないですよ。

大:ないですか?

  女性から逃げたいなって
  思ったことはありますか?

武:ないです。そういう行為の後に
  すぐシャワー浴びに行く男を、

  女性はあんまり好きじゃない
  でしょう。

大:あはは。そうですね。

武:どっしりと腕枕ですよ。

ふ:苫米地さん、このクモの
  気持ち分かりますか?

苫:四字熟語、三字熟語か。
  淘汰圧って言うんです
  よね。

  要するに自然淘汰という
  ことです。

  これ四字熟語ですよね。

  だからこれで逃げられ
  なかったオスは、

  次に子孫を残していけない
  わけで、

  ここでは子孫を残せる
  かもしれないけど、

  ですから子孫を残して
  いくためには、

  よほど逃げ足が早くないと
  いけないわけで、こういうの
  自然淘汰ですよね。

  よく花みたいな格好した
  カマキリとかいるじゃない
  ですか。

  あれも自然淘汰で
  進化していくわけですから。

ふ:試験に出ますからね

一同:あはははは。

ふ:ダンディサロンでした。

大:お知らせの後は、
  明日のラッキーポイントです。

  今日のボイステーマは
  「私が買収したいモノ。」

  ぐうひろみさん、
 
  私が買収したいのは、
  カーナビメーカーです。

  自宅は大丈夫なんですが、
  カーナビだと東京MXが突然
  消えてしまうんです。

  買収したら、どんな微弱
  電波でも拾えるカーナビを
  開発したいです。

ふ:それは未来ナビゲーション
  ですね。未来を映すような。

大:その他に頂いた。

  SDジョーズさん、

  苫米地先生の銀河系ゼミナール
  ますます抽象度が上がっていて
  ついていくの大変です。

  ただ抽象度が高いという
  ことはそれだけの応用が
  効くということなので、

  これからも頑張って
  ついていきます。
  だそうです。

苫:録画してもらって、4回ぐらい
  見てもらって、

  その中で自分の知っている
  抽象度まで下げて、

  もう1回頭の中で反芻して
  頂くといいので、4回は
  見てください。

大:4回も(笑)

ふ:そしてコーチングの本もね。

苫:これは久しぶりに出した
  コーチングの本です。
 
  クラスはやっていますけどね。

  奥義まで入っています。
  プロの人たちには。

ふ:本日もありがとうございました。

(YouTube動画より)

コメント

タイトルとURLをコピーしました