こんにちは、カゴヨウキキです。
今回も、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。
社会1年目に受けた衝撃
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
大:4月1日に行われた
関西電力の入社式。新入社員およそ270人の他
社長ら幹部も出席した式の中で、新入社員の代表が
辛辣な挨拶を披露しました。その内容は、
「何色にも染まっていない
私たちだからこそ、関西
電力の当たり前が世の中の当たり前と乖離していないか
という目を持ち続けることも
大切」というもの。関西電力では多額の金品の受領、
役員報酬の補填など不祥事が
相次いでおり、この問題を解決できない
企業体質を指摘したような
内容になっています。なお、挨拶の内容は事前に
会社側が確認しており、厳しい文言を受け止める
ことで、風通しの良さを
社内外に訴える狙いもある
という声も上がっています。ふ:苫米地さんの場合、
社会人1年目って?苫:あのね、新入社員の
研修の頃覚えてますね。私、昭和58年、1983年に
とある大手企業に入社してる
んですけど。で、その時たまたま新入社員の
研修の時に、当時の社長が
社員向けじゃなくて、もっと大きなイベントで
講演するイベントがあって。で、研修の一環としては、
それを後ろの方で聞きに
行ったんですよ。そういう話を聞いて、
「あれ?俺、間違いなく
今日から社長できるな」と
思って。一同:あはははは。
苫:研修が終わった後、
希望する職種っていう
ところに僕、
「社長」って書いたん
ですよ。
武:あははは、衝撃の一言!!苫:間違いなくできると
思います。スピーチ聞いたとき。
「これは、俺できる」と
思ってたら、
「あの、社長は募集してない」
って言われました。一同:あはははは。
武:社長は募集はしてない。
確かに!!ふ:さすが、苫米地さんですね。
大:規模が違いましたね。
はい。さあ、
本日のテーマは、「社会人一年目に受けた衝撃」
です。あなたの声をお待ちしています。
(YouTube動画より)
金本位制が蘇る シン・グレートリセットが進行中
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
大:金本位制が蘇るシン・グレート
リセットが進行中!!はい、ということで、まず
金本位制についておさらい
します。まず、金本位制1816年から
1930年代の体制でした。金を通貨の価値基準とする制度。
各国の中央銀行が発行した貨幣と
同額の金を保有し、いつでも金と
貨幣を交換することができる
制度です。そして続いてがブレトンウッズ
体制金本位制ということで、アメリカドルと金の交換が保証
され、世界各国の通貨の為替
レートは、アメリカドルが
基軸通貨となる制度、実質的にアメリカドルを、
媒介とした金本位制です。これは、必要な通貨量が
金の量を大きく上回り、
崩壊しました。そして、現在がこちらです。
変動相場制。
自国が保有する金の量に
関係なく、各国中央銀行が
自由に発行。市場での需要に応じて、
為替レートを自由に決める
制度ということです。ふ:はい。
苫米地さんこの今の状態だと
不都合が生じているという
ことでしょうか?苫:この状態だと歯止めがない。
通貨発行がね。もちろん、あの自分のとこ
行く時は為替が下がり
ますよね?だから歯止めないわけじゃ
ないし。もちろんそのIMFであり、
FRBのいろんなところと。もちろんその他のいろんな
制約で、本当に中央銀行が
各国自由とかいうのは
別として、基本的にはアメリカとか
日本とかヨーロッパ中央銀行
クラスだといくらでも発行
できるわけですよ。日本だってそうですよ。
何百兆円オーダーで刷ってます
よね?っていうことは、必ず国債が
刷れるわけです。国債を刷って、その通貨を
発行。日本でもそうです。必ず国債を刷って、円を
発行すると。と、いうことは、国民に対する
借金が膨大に増えてますよね。千何百兆になっていく。
それが全世界で歯止めなく
広がっているっていう問題が、
今起きているっていうことは
理解してほしいです。大:はい。そして、先ほど紹介
しました、金本位制について、
先日、こんな報道がありました。ロシア中央銀行が先月25日に
出した声明です。それが「国内貴金属市場の需要を
均衡させるために、28日から
固定価格で金を買い付ける」
というもの。ロシアはウクライナへの侵攻後、
欧米の主要国や日本から経済
制裁を強化され、国際的な金融決済網から
排除されたロシアの多くの
民間銀行が、固定価格での金の購入を
開始しました。ふ:これは抜け道として使ってる
んですか?苫:ま、これはね、抜け道という
風に小さい絵で見ると見誤る
可能性があるんで。あの、これはもうちょっと
冷静にね。あのロシアの侵攻が問題である。
これは当然のこととして、
ウクライナの人にあれが
同情するのも当然のことです。世界の大きな通貨という枠組み
の中で、いろんなことが起きてるその中の一環として、今回の
ロシアの侵攻が大きな影響を
与えているということも含めて、大きな目で理解したいと
思って、このお話を今回したい
かなと思ってるんですけど。大:さあ、では、まずは金本位制に
ついて改めてお願いします。苫:あのまず金本位制というか、
あの最初に、私がその長い間
その提唱してきている苫米地式の埋蔵資源担保の
中央銀行デジタル通貨って
いうのをちょっと理解して
ほしいんですね。で、これは特に、その2008年
から12年ぐらいぐらいからは、
いろんなその資源の多い、その国の中央銀行の頭取たちを
私顧問やってたんで、そういうとこでずっと提唱して
きてて、これはデジタル通貨を
発行するという枠組みですけども、今回ロシアがやってることは
デジタル通貨ではないけど、もちろんデジタルルーブルでやる
かもしれないですけど、
ますごくその似てるんで。ですから、そういった根本的な
もちろん、そのロシアでも
2012年ぐらいから、その
モスクワ大学の講義。連邦大学の講義であり、
その科学アカデミーで私、
話をしたり、向こうの銀行の
頭取達と話をして、彼らも知らないわけじゃ
ないんで、こういった
方向性で私の方式を採用
されたか、そういう話では
なくってね。こういう方向性で、あの世界の
BRICsの人たちもそうですけど。これはある、その資源大国の
中央銀行の頭取の私、顧問を
やってて。で、そのこれ頭取室での話
ですけども、ここは中国元と
ドルとロシアルーブルの三つ巴で、うちの通貨で取引しようみたいな
ところをやり取りしてる中で、そのこの国も含めて、資源国に
対して、いや独自で自分の
ところを通貨を発行したほうが
いいですよ。その上で通貨バスケットを
作っていく。そういう顧問の提案をしてきたん
ですけど、その中で言ってきた
やり方が、あの苫米地式の埋蔵資源担保の
中央銀行デジタル通貨なんで、これを最初に理解してほしいん
ですよね。あのこれどういうことかって
いうと、金の保有残高。それは保有残高よりもはるかに
埋蔵量が多いわけですよ、
多くの資源国は。まず保有残高をベースとして、
その倍数、整数倍の量の通貨を
発行するんですよね。今は指数関数的に通貨量が
増えてるんです。そうじゃなくて倍数。
例えば1の金を既に保有して
いれば、その50倍とかの
通貨を発行する。っていうことは、金の保有量に
よって上に歯止めがかかるんで。だから上限をかけるっていう
ことで。だから金の保有残高はその
準備金の役割ですよね。よくあの準備預金制度で0.1%とか
1%。昔、10%ありましたけど。そういった量を必ず貸し出し
する時は、その預金持って
かなきゃいけないと、同じような発想で通貨発行する
時は必ず一割でもいい。1%でもいい。金(きん)を
持っておきなさいって言って。で、その時の発行時価は必ず
合意するわけです。ですからその特定日、今回
ロシアだったら、あのある
特定日からこの金額で固定で
やるって言ったんで同じです。ですから、まずその合意額を
決める。ただし、将来、国の運営が
正しければ、大体その通貨の
価値って上がっていくもん
ですよね?GDPが伸びたりなんだりでも、
運営をしくじったりしたら
下がる可能性ありますよね?
為替とかで。下がった場合だけ、初めて、
埋蔵量をその明らかに
顕在化するっていう意味
ですけど、埋蔵量を掘り出してマイニング
して、そして市場で売って、
そして通貨を買い支える。ということは、保有の倍数で
出せば、実際にはその通貨が
ちゃんと維持されれば、
掘らなくたっていいし、万が一下がった時も下がった
ところを戻すだけの分だけ、
地面から掘ればいいんで。これ、資源国にとってはいい
話じゃないですか。そういうことで、その資源を
多くを持つ、中央銀行では政府
そのものもそうですけど、2012年ぐらいから特にその
顧問やってる国には、
これをずっと提案して
いったんですね。さらにそれはデジタル
通貨でやりましょうって
いう話ですね。ですから、あらかじめ決め
られた合意価格を割った時のみ、
買い支えるような採掘で、
これ、資源が温存される。
金以外のどんなメタルでも
できますよね?どんな資源でもできます。
そういう意味から、もちろん
ロシア政府にだって私、
話をしてるしね。で、実際、現実問題として、
ロシアのその今の通貨量から、ロシアの金保有量ってはるかに
小さいわけで、それで金本位制
なんていう、そんなことはやる
わけがないわけで。ということで、ロシアの
金本位制は、いわゆるブレトン
ウッズ時代の保有量式ではなくて、埋蔵量介入ベースの苫米地式と
同等であろうと見るべきだと
私は思っています。武:埋蔵量が、担保になっていると
いうこと?苫:そうです、だから一点目は
担保ですね。あのステーブルコインとかと
同じです。あのフェイスブックが1ドル、
そのフェイスブックの場合、当時リブラってした時に
世界中の中央銀行が、「発行する量と同じだけの
ドル持ってんのか?
フェイスブック!!」って怒りましたけど、
通貨ってそういう話じゃ
ないですからね。下がった時に変え支える
だけの資金を持ってれば
いいんで。それが今回は金というもので、
明らかに担保になるという
ことが明らかに。金、間違いなくなるじゃ
ないですか?それを見せればいいっていう
のが、私は当時提案して、下がった時だけ掘りなさいって
いうので、システムをいくつ
かの政府に行って、具体的な中央銀行の頭取と
プランなんかも話してた
時代があるんで、
ロシアとも話してます。じゃあロシア中銀がそういった
そういう意味では私。それは金本位制じゃなくて、
シン・金本位制って言ってるん
ですけども、金準備型の担保通貨制にどうも
移行しつつある。やり方が私のやり方と同じか
どうかとか、デジタルである。そういうのは全く別です。
考え方として。理由はまずウクライナの
侵攻前の世界ですよね。これは西側は巨大財政赤字
解消の高インフレ策で、できれば、ハイパーインフレで
やりたいぐらいのことを、ずっとこれ進めてきたのは
事実なんですよ。で、ただし、その間、ドルとか
ユーロ圏は、ある程度高い金利を維持しとけば、その
通貨の価値は維持できる。ただし他通貨には、その例えば、
日本だったら2024年に新札に
切り替えるじゃないですか。「あれ、新札じゃなくて、
新円に切り替えでっていう
ことをやろうっていうことを
各国に言ってて。」これ「グレートリセット」
っていうんですけど、簡単に言うと、
5月のダボス会議でこういった
話し合いされる予定だったん
ですけども、各国のもしそのハイパーインフレと
金融恐慌に合わせて通貨リセットを
するっていうプランがずっと
あって。で、簡単に言うとインフレを
起こせば国民に千何百兆
借金やっても返す量は
思いっきり減るじゃないですか。そういうので、その巨大財政、
特にコロナ以降それがひどく
なってるんで。これ、ずっと高インフレ策を
続けて。ただし、これってロシアとか
アジアとかアフリカの経済。
GDPがちっちゃい国には、だいぶさらに格差が広がって
いるんで、いい話ではないん
ですよね。で、実はウクライナの侵攻以前
から、BRICsとかいろんなことを
BRICsが中央銀行を作った。いろんな動きがあるんです
けども、現実問題として、ウクライナ侵攻後じゃあ
今回のロシアの発表で
どうなっているかっていうと、ロシア、中国、中東各国の
資源国が資源ベースの通貨制と
いうことで、ドルユーロ圏に対抗すると
いうのが本当に出来上がって
きてるんですよね。で、それをそのBRICsまで
参加してね。
例えば今回で言うと、その
ルーブルで天然ガスを買えって
日本まで行ってきたわけです。世界各国言ってますよね。
一応拒否してますけど、じゃあ
買えって言ってるのには、
ノーっていう簡単に言う、「あんたのところのルーブル
ガンガン下がっていくんで、
それは意味ないです」っていう風にお答えじゃ
ないですか?もちろんドルじゃなく、ルーブル
だから許さんっていう感情的な
ことは別としてね。通貨の価値として下がる
通貨なんで、私たちが
買わなきゃならないんですか?
っていう論理ですよね?そこに対してルーブルが
金担保の安定通貨。ステーブル通貨であるんで
あれば、これルーブルでのガス取引を
言ってくる正当な根拠になる
じゃないですか。それで今回の発表ですから。
そうすると、今、そのずっと
米欧型の通貨発行というのは、
今までの段階は中央銀行が
自由自在に量を出せるって
いうことですよね。ですから日本もアメリカは
特に日本とFRBとヨーロッパ
中央銀行合わせると1000兆
ぐらい。この二、三年で刷ってるんで。
で、それそれ、それの上で
そのグレートリセットを
しなきゃいけないっていう
状態が、今後は金とか資源の準備の
担保側の新しいグレート
リセットに移行せざるを
得ないっていうのが、5月のダボス会議の前での
出来事なんで。ということで、現実問題と
して今、そういう
ディスカッションが始まって
るんで、シン・グレートリセットが
進行中だと思ってください。そういう意味で、じゃあ
金の量は?ま、金になる資源もありますが、
まず金が一番中心じゃない
ですか。そうすると、金の埋蔵量、
さっき金の保有量の
ランキングが出ましたけど、埋蔵量を足してのG20の
ランキングだけで見ますと、アメリカがその93兆ですけど、
ロシアはもう82兆に迫ってる
んですよ。もともとその埋蔵量は
大きいんで。中国が33兆、日本は残念
ながら、その江戸時代までに金を全部外国にあげちゃった
んで、あの7兆円ぐらいしか
ないんで。そうするとこれって、まず
一つはロシアと中国を
足してもらいます。これ115兆円ですから、
米の93兆を上回っちゃうん
ですよ。で、さらにこれ困ったのは、
日本はそのGDPのその対比で
金保有量だと、ものすごい少ないことに
なりますよね。ということで、この中で
GDP大きい国って、その
もちろんその米、中、ドイツ、
イタリア、フランスですよね。で、その中でそのいわゆる
先進国のG7なんかのレベルで
言うと、日本は実際のGDPのサイズと
金の保有量がすごく少ないんで。これ、グレートリセットが
本当にその、シン・グレート
リセット型になると、「かなり後手に回るリスクが
出てきます。」そうすると、シン・グレート
リセット後のその勝ち組は
どういう人になりますか?っていうことを考えてみると、
明らかに米、露、中国、ドイツ、
イタリア、フランス、これずっとそのドイツ、
イタリア、フランスも含めて、
2000年ぐらいから皆さん
ずっと準備して金を買い
続けてるんですよね。ですから、もともとこういう
方向になることはわかってた
話なんですよ。彼らは大体2000トンを超える、
その金の保有量ですから、
もちろんその算出している。その米露中で特に米露とは
違いますけど、少なくとももともと保有量が2000トンを
超えて、GDP比に対して、すごく大きいところはこれ
間違いない勝ち組になります。それと、元々のグレート
リセットで金融リセットと
いうことをずっとやって
計画してきて、そういった金担保という
概念を入れてなかったん
ですけど、どちらにしても必ず勝つのは
上場企業の支配株を
持ってる国ですよ。日本もその日銀がせっせと
刷った円はだいたいもともとそのJPモルガンさんとか、
いろんなとこから持っている
日本の安く仕入れた株を円で
買い取って、彼らはそれで、また日本の
上場企業の株価っていうのは、「日本の全上場規模の3割ぐらい
がファンドを通してですけども、
外資なんで。」そういった意味で上場企業の
支配を持つっていうことは、
この後、不況に間違いなく
なりますよね。スタグフレーション
会社潰れてくれれば会社
自分のものになるし、そしてお金貸してるんで、
そのその借りた人が潰れて
くれば全部担保で取れるんで、これをグレートリセットの
基本です。金融恐慌で全部その国際金融
機関に資産が戻るっていう。で、これは今後も変わん
ないんですよね。ですから、そのシン・グレート
リセットで金とかの担保型に
なっても、有形無形資産の大半は
これから世界の巨大企業が
持ちます。あとこれすごいのは、サウジ
アラビアはこの六年間ぐらい。ずっと実は中国と原油の
人民元建ての取引を話を
してるんですけど、今回はっきりとアメリカへの
安全保障の不信感から、中国元との元建ての取引を
進めていくっていう協議が
加速してます。っていうことは、もう
オイルダラーからオイル元に
までなっていく可能性があって、そうすると、おそらく11月の
その習近平さん、国家主席
三期目になるのは11月です
よね?それまで習近平さん、中国
国内もそのアメリカで教育
受けた人がいっぱい
いますから、あんまりその米に対して
厳しいことを言いづらい。今、その信用とその上海で
思いっきり都市ロックダウン
したのも、やっぱりその
リスクを取れないんで。ですから、11月にその
国家主席の三期目が
確定すれば、おそらく
いろんなことを中と露がはっきりくっついて
いるっていうのを明らかにして
いきます。すでに、今わかってることで、
中露連携で銀行決済も
統合するし、元建てのガス供給をやるって
いうことはもうわかって
きてるんで。そうすると今後、産油国も
原油担保の通貨の可能性も
あると、FRBドル対そのFRBドルと
いうのは裏付けはない
わけですよ。それと、裏付けのある中露、
中東BRICs通貨のその図式に
なっていく可能性がある。で、31日、バイデンさんが
はっきりとその一日100万、
バレル備蓄からの戦略備蓄
っていうのは、そこから供給するのと、
なんと、これ中国てはっきり
名指ししましたけども、
ロシアではなくてね。対中国ということは、
リチウムイオン等のその
あらゆるメタルの自給法を
発表したんで、アメリカは資源鎖国に
向かう可能性が出てきてる。そうすると最後になりますけど、
じゃあシン・グレートリセットは
現在進行中で、いわゆるその考えてきた
グレートリセットに、さらに
資源担保っていう絵が乗っかってくるっていうのは、
今回だいぶはっきりして
きたんで。そうすると、まず日本は
中露の両方と国境を接して
いる唯一のG7国ですから、それ世界のGDP3位がっていう
ことは、西側と中国、ロシアの
間での干渉能力、これから
発揮していかなきゃいけない。ただし、我々もう、金・銀
持ってないんで、中世に
安くあげちゃったんですよね。あの岩見銀山の銀だけで
世界の銀の流通の半分以上を
まかなってた時代があって。で、黄金の国ジパングでは
ないんで。「ってことは、すでに金・銀を
放出した無資源国。日本は安易な武力行動は
すごく危険ですよ」っていう
ことはすごく理解してほしい。そういったその話が盛り
上がってますけど。で、それともう一つ、アジア・
アフリカの多くの国が国連の対露制裁に不同調っていう
理由の後ろが、やっぱり
資源国とか多いんですね。で、実際それで人口だけで
見ると、世界の人口の過半数が
今、親中露なんですよ。国連のその対露制裁には
賛成してないんですよ。で、こういった現実を
日本は敵国条項っていうのは、国連のその国連憲章の中に
あって、日本がなんか軍備とかしてると、
いつでも中国だったり、
なんだかが日本を攻めていいって
いうのは敵国条項ですよ。その時、国連軍は必ず中国等の
味方をしなきゃいけないんで、そういった日本が安易な武力の
国と思われるような行動は
危険ですっていうことですよね。で、最後になりますけど、
日本もやってきた。EUもやってきた。
で、もちろんFRBはアメリカも
やってきた。際限のない国債発行して通貨を
無限に出していくっていう「この時代は今回どうも終焉し
つつある。」これ、ロシアだけではなく、
中国であり、BRICsでありって
いうところが同調してるのが資源担保側で、もちろんそれ
ずっと2000年ぐらいから世界に公平になるのは、
何らかのそういった方法で、無限にごく一部の人が
通貨発行権を持って
ガンガン出す世界から変えて
いかなきゃいけないって
いうので、もう二十年ぐらい各国の首脳で
あったり、中央銀行の頭取に
レクチャーして、具体的に顧問をやってる国まで
ありますから、そういう意味
では、その方向性はどちらか
っていうと、いい方向性ではあると思うん
ですよね。通貨という話です。戦争の話じゃなくてね。
ただ、日本にとってはかなり
痛いことになる可能性があると
いうことですね。ふ:これ、ロシアにとって
追い風ではないんですか?苫:ロシアにとっては中国が
しっかりつけば、ロシアに
とっては追い風の可能性が
ありますよね。ロシアは一つのルーブル
だけでの、その、例えば、
国によっては資源国によると、必ず元とドルの引っ張りあいで、
そこでルーブルもウチもなん
ですけど、常に勝負は元にするか、
ドルにするかっていうのはユーロさえ上がってこない
んですよ、そうなると。その中でもちろん
私は必ず円もよろしくって
必ず言いますけど。ただその時にロシアも割り
込んできているけど、ロシア単独っていう話
ではないんですよね。やっぱりね。だから中露が
くっついてる時って今
その絵になって。特に11月に三期目に確定した
習近平さんは、ロシアと
合体的な論理を言ってくる
可能性があるんで、そうなるとそのまさに危険と
言っても。でも、元々は際限なく発行する
ことが問題なんで。それを、例えば金の保有量、
埋蔵量担保、もしくはその他の
資源でいいんです。私がいつも主張しているのは、
日本はGDPが大きいんで、GDPをシーリングにした制度と
いうことを、日本は言う
べきであって。そして、その国力の後ろは、
日本の教育によっていろんな
持ってるものがあるわけですよ。そういった無形なものまで
担保にしていくような
円にかけていくっていう、そういった新しい提案を
日本はやっていくべきだと
思っていて、単純な金とか分かりやすい
ですけど、その他に日本は
持っているものいっぱい
あるんで、そういうことでもなんか
工夫していかないと。そして、もう今まで通りに
黒田さんが何かあったら、
刷ればいいっていう時代はもう終わるというのに、
完全に王手かかっちゃった
のは、今回の戦争でロシアが
そういうことを発表した
ことはワンセットで、でも本当に意図的に5月の
ダボスの前にわざわざ侵攻し、11月のそのアメリカの中間
選挙よりだいぶ前に侵攻した
って本当にあるかも
しれないです。そこは分からないですけども。
ふ:武井さん、いかがですか?
武:これはでも、長期的な視点で
言うと、やっぱり中国は
戦略的に先生、あの正しかった
ってことなんですかね。苫:あのね、これね、このこれ、
私のとこTwitterに回ってきて
これ私が作った絵じゃないん
ですけど、ちょっと見えるかな。
その侵攻前の対ドルの通貨で
ルーブルは思いっきり
落としましたよね。でも、金の発表してから戻して、
侵攻前とほとんど近いとこまで
戻してるんですよ。ところが、この日本円はずっと
下がり続けてるんですよね。これ、かなりやばい傾向で、
普通は戦争当事国じゃない
ところの基軸通貨って、
今、円だけなんです。だってドルユーロだって
事実上、戦争当事国で。
元だってそうですよね。ロシアと一体て思われてる。
っていうことは、
その簡単に言うとSDR通貨五つの中で円に
普通はお金がいって、円高になんなきゃ
いけないんですけど、武:本来だったら上がるはず?
苫:なのに、こんなに円が下がる
もちろん、その
日銀の指値とかいろんなの
もちろんありますけど。ここまでその対ドルだけじゃ
無くて、全通貨に対して円がガーっと下がってて。
ルーブルはこう戻しつつのに
円は下がり続けっていうのは、
「これは日本が資源がない
国っていうのは明らかに
見られている可能性は
ありますよね。」で、今、世界中でコスト
プッシュですから。原油が高くなり、
資源が高くなりで日本もそうですよね。
ふ:はい。苫米地さん、
ありがとうございました。ダンディアカデミーでした。
(YouTube動画より)
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