こんにちは、カゴヨウキキです。
今回は、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。
スポーツは文化か 文化勲章から考える
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
大:文化の発達に関し、特に
顕著な功績のある方に授与
される文化勲章。スポーツ界では、今年は、
長嶋茂雄さんが「フジヤマの
トビウオ」と称された水泳の古橋廣之進さん以来と
なる受賞を果たしたこと
でも話題となりました。これについて産経新聞の
論説副委員長、
別府育郎さんは、「今年を含めて424人を
数える受賞者のうち、スポーツ界からわずかに
二人というのは極端な
少なさ」と指摘。「これは日本でスポーツが
文化として定着していない
証左ではないのか」と
述べています。文化の対比する領域として
挙げられるのは政治や経済。別府さんは、今回の
オリンピック中止を叫ぶ
勢力の中に、オリンピックの政治的
経済的意義を疑問視する
声があったのは、これもスポーツを文化と
認めないためであったの
だろうと論じています。ふ:うーん、どうですか?
武井さん。武:かなり辛辣な発言だなという。
それはやっぱりあの今回ね。あの色々とお金の使い方
だったりとか、そのま
招致から実行に至るまでに批判がやっぱり起きたじゃ
ないですか?ま、そこに対するあの
抵抗なんだろうなって
いう気持ちがするん
ですけど。でもそのスポーツは
オリンピックだけでは
ないし。あの例えばプロ野球を今、
本当にあの日本では国民的
スポーツになってますけど、プロ野球だって初めに
野球が日本に来た頃には、本当にあの結構ね、これは
日本がやるスポーツでは
ないとかって言われたりして、叩かれてた時期があった
ぐらいで。だけども、日本の企業が
そこをスポンサーとして
チームを持って、あの国民みんなが見れる
楽しい興行になって、で、それが今でもこう流行って
いるという背景があるので。でもやっぱりスポーツは
最初からその文化っていう
枠組みの中ではなかった
だろうなと思うことだから。でも今ではでも、文化
功労者とかにはスポーツの
選手もたくさんいますし。うん、極端にその一概に
その政治だったり、経済
だったりとかっていう。ま、経済の意味合いは強いと
思いますけども、政治っていうものに対して
関わりがあるからといって、全てスポーツは文化では
ないって言い切っちゃうのは、ちょっと極端すぎるかな
っていう気はするんです
けどね。ふ:苫米地さん。
苫:あの、今回のオリンピック
中止で、その文化を認めない。これはあんま関係なくて
ずっとそうですから。ですからあのこれ、
ものすごい単純で。文化勲章というのは、
長い歴史の中で受賞者を
見ると、その学士院か芸術院の
会員であり、幹部の人たちが
基本的に取るんですよね。で、長嶋さんぐらいの人だと
それは関係なく取り
ますけど。だから学士院のそれも会員
どころか幹部であり、芸術院の会員とか幹部
ぐらいじゃないと取れない
っていう話ですね。だからそういう話なんで。
これは日本に武井君が中心に
なって、スポーツ院って
いうのを作って文科省と話して、
スポーツ院の幹部が
取るようになっていけば、
それは同じですから。スポーツとその芸術員と
その学士院と全く同じ。日本の文化の中では、
ですから武井君が作る。そして初代会長に
フェンシング協会
会長の後は、日本のスポーツ院初代
会長になるぐらいの勢いで、これからやってって
文科省にも働きかけて
いったらいいと思いますね。武:なるほど
苫:そうすれば、日本のスポーツ
選手みんながだって
つくわけですから。政治家だってそれはもう
スポーツ選手全部が投票して
くれるわけですから、その政治家の人も
ノリだと思いますよ。武:すごい、今、重量級の
リュックサック背負わ
されましたけれどもね。一同:あはははは。
武:でも、苫米地先生の後ろ盾が
あるならば、ちょっと進んで
いきたいなという思いが
あります。ありがとうございます。
苫:本当にもうすでにスポーツは
文化ですから。芸術であり、まさに学士院の
文化と同じように学問と
同じように。武:ありがとうございます。
ふ:そういう意味では苫米地さん、
その文化って、あの高尚な
ものっていうカテゴリー
ですか。苫:あのね、高尚かどうかなんて
視点の問題なんで。それを高尚って。芸術だって、
これ下品っていう人もいれば、高尚っていう人もあるんで。
それを第三者がどう思うか
ではなく、やってる
本人たちが本気で高尚だ、思ってやってることが
重要なんですよ。学問ってそうじゃないですか。
ふ:うん。はい、では、続いてです。
(YouTube動画より)
石油国家備蓄 初の放出
発言者は、以下の通り。
ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)
VTR:我が国としましても、
米国と歩調を合わせ、この現行の石油備蓄法に
反しない形で国家備蓄石油の
一部を売却することを
決定いたしました。大:岸田文雄総理は24日午前、
石油の国家備蓄を
初めて放出すると表明。石油価格の高騰を受けて
上がるガソリン価格を
抑える狙いで、アメリカと歩調を合わせ、
現行の石油備蓄法に反しない
形で国家備蓄石油の一部売却を決定したと
語りました。背景には、コロナ後の
経済回復に伴い原油の
需要が増加、産油国に増産を要請する
ものの、増産を拒否された
事情があるとのこと。日本の国家備蓄は9月末の
時点で国内需要の145日分
ある計算で、今回放出するのは余剰分の
うち一日から二日分の消費量に相当するおよそ420万バレルで、
必要なら追加も検討する予定
でしたが、新たな変異ウイルス
オミクロン株への警戒感から、週明け本日の東京石油市場の
先物価格は急落。価格高騰への対策は空振りに。
さらに石輸出国機構OPECの
会合が延期されるなど、
先行きが不透明な状態が
続いています。ふ:はい、武井さん。
ま、我々の生活振り回されて
しまいますが。武:はい。なんか難しい問題で、
あの複雑だなと思うんです
けど、こう、苫米地さんにも
聞きたいんですけど、こうやっぱりエネルギーが
やっぱりこのバイオ
エネルギーだったりとか、あの電気とかに変わって
いく時代じゃないですか。これ産油国のこのそれに
対する抵抗とか、あのどう
いうこう思惑がこの先あって。で、その中で今この問題が
起きてるっていうのは、
どういうことなのかっていうのをちょっと教えて
いただきたい。苫:まさにこれ政治の話で、
まずこの話、どっから出たか
っていうと、来年の11月8日がアメリカの
中間選挙ですよね。で、中間選挙ってもう
日本だって来年の4月なのに、参院選はなんとなく始まって
いる感覚がある人はいると
思うんですよね。ですから、アメリカ中間
選挙はもう特に始まってる
んですよ。その中で大きな経済を
どうなるかっていうのは、
来年の十二月はもう
終わってるわけですから。今年のクリスマス商戦で
アメリカの経済がどうか
っていうのは、中間選挙がものすごい
影響与えるんで、そういった意味でバイデン
さんは今回こういう発表を
して、日本にもその同調
してもらえる。でも実際はアメリカ3日間分
ですよ。その備蓄。日本は1日2日分の備蓄ですよ。
それってそれだけを放出した
から、どんな効果があるか
っていうと、経済的効果ってそれはほとんど
ないのは当たり前じゃ
ないですか。株価になるはずも、もともと
ないんで、あの新株っていうのは、
そのコロナの変異株の話が
なかったとしてもね。だから、そういった意味では
これ、明らかに政治的な
もんですよね。まさにその武井君が
言ったようなことが
ものすごく関わってくる。今回、その岸田政権は少なく
ともバイデンさんに同調する
形でこういう発表をして
みたわけですよ。もちろん、本人だって
分かってますよね。1日2日分放したから、
じゃあその備蓄が変わる
のかっていうと、
全然変わらないわけです。ただ、そのOPECがどういう
風に思うかとか、すごい
大きい話で、今、OPECではなくて、
OPECプラスなんですよ。要するにOPECプラス
ロシアですよね。で、いわゆるその中東は
長い間の付き合いの中で、
その特に日本とは付き合い
いいんで。ところがロシアとなると、
その日本、今回もまた
アメリカついたの?
みたいになるわけですよ。そうすると今回、その
「おそらく宣戦布告に
とられるぐらいの
可能性もあるんですよね。
OPECプラスに対する。」もともとその言ってる
ことがおかしいじゃ
ないですか。だってバイデン政権は
これから石油やめ
ましょうでしょ?日本だって、その前の
菅政権の時が2030年代
までにガソリン車はなくなる。ディゼール車もなくなるって
いうことは石油いらんって
言ってるし。一方でそれでそれなのに
増産しろ。「これ、増産しろって
言ってるわけですよ。」簡単に言うとね。
で、増産しないから、
俺らは備蓄を放出するって
「最初から何か言ってること
矛盾しないですか?」喧嘩して売ってんじゃ
ないですか?って聞こえてるわけですよ。
OPECに。その中で今回は特にOPECプラスで
ロシアなんかは特にそんな
ちょっと待ってこれ宣戦布告じゃ
ないの?って見られる可能性も
あるんですね。彼らを刺激したことによって、
逆に彼らが増産をしなかったり
減産したりするリスクだって
出てきたんだよね。だからその場合は逆効果
なんですよ、実際はこれ、単なるバイデンさんの
クリスマス商戦に向けた
政治的発言で。ただし日本も同調して
国際的にやるんだよって
いうメッセージがあるんで。「日本政府は同調してあげた
っていう感覚で。」実際の効果は誰も思って
なくて、逆にメッセージは
OPECプラスに逆に捉える
リスクみんな持ってるん
ですよね。で、ただし、現実問題と
しては70%、今年の一月から
今までに石油価格が
上がってます。皆さん、ガソリンスタンド
行ったら分かると思いますね。で、これって、その全ての
根元にあるエネルギー価格と、まさにありとあらゆる
原料価格が上がってる
っていうことなんで。これ、コストプッシュ
インフレは間違いなく
起こしてるんですよ。さらに日本にとっては
円安ですよね。円安プラス石油高っていう
のは間違いなくコスト
プッシュのインフレであり、さらに景気が悪いんでこれ、
スタグフレーションの
入り口なんですよね。もうスタグフレーション
って入ってるかもしれない。そういった意味では、
日本政府にとっても、今回こういうこういった
ものをどうやって舵取り
していくっていうのは、かなり重要な側面で、
場合によってはその
来年の参院選の前に、結構景気が悪くて、
何もしなければ、その
今のその政権は解散
しなきゃいいわけですよね。三年間解散しないで
選挙なしの時代が
続くはずですけど、実際、参議院選の前に
あまり景気が落ち込んで、そしてもう一回解散の力も
出てくるかもしれない。で、そういう枠組みの中に、
今はまさにその大きな
その石油はもういらんっていう大きな論理の中で、もっと
増産しろっていう矛盾した
先進国の論理に対して、OPECは新しいところに
ガンガンに投資してます
けどね。代替エネルギーだったり、
でも少なくても、彼らの
根元であるオイルに対して
こういう介入をしていくっていうのはだいぶ
ネガティブに捉えると、大きな意味で、日本の経済に
とってマイナスになる
可能性は十分ある。ふ:我々の生活に直結します
からね。はい、では続いて。
(YouTube動画より)
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