バラいろダンディ(2021年10月4日)①

バラいろダンディ文字起こし

こんにちは、カゴヨウキキです。

今回は、バラいろダンディの苫米地博士の
出た回の文字起こしを行います。

「脱CO2社会」での国防・エネルギー安全保障問題

発言者は、以下の通り。

ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)

大:脱CO2社会での国防エネルギー
  安全保障問題。

VTR:岸田文雄くんを内閣総理大臣に
  指名することに決まりました。

大:本日、衆参両院の首相指名選挙で
  第100代内閣総理大臣に選出
  された自民党の岸田文雄総裁。

  今回の自民党総裁選で話題と
  なったのがエネルギー政策。

  2050年までに温室効果ガスの
  排出を全体としてゼロとする
  2050年カーボンニュートラル
  宣言を

  菅前総理が表明するなど
  脱炭素化の動きが進む中、

  岸田新総裁は大きな柱は
  再生エネルギーと表明しつつも、
  それだけでは難しい。

  原子力は引き続き維持
  しなければいけないと
  原発維持を明言。

  しかし、国防とエネルギー
  開発の面において、
  原子力エネルギーには様々な
  問題が山積。

  そこで本日は、苫米地博士が
  脱CO2下での国防エネルギー
  それぞれの安全保障、

  そして既存の原子力発電に
  代わる次世代の原子力発電に
  ついて徹底解説します。

ふ:さあ脱炭素社会カーボン
  ニュートラルよく耳に
  しますが、

  まずは総裁選の結果に関して。
  苫米地さん。

苫:総裁選の結果ですか?

ふ:はい。

苫:あの私が一年前にお話し
  した通りになったと思うん
  ですけども、

  当時MXで言ったと思います
  けど、あの当時まだ安倍
  さんが辞める前に、

  次は菅さんに指令し、
  その後一年後ぐらいに
  岸田さんになって。

  その通りでしょ?

  で。ただその時にその
  河野さんがまその時か、

  その次ぐらいに政調会長
  という三役をやるだろうな
  っていう風に一年前お話した
  と思いますけど、

  今回の話でそれが厳しく
  なったかなぐらいの話で、

  あの河野さんもそのまま私の
  予想通りしていれば、
  今回、党の三役に入れたのに
  とか、

  思ったところぐらいの修正で
  一年前からお話しした通り、

  計画通り日本は動いてるって
  いうことだと思いますけど、

ふ:ま、その中で争点になりました
  エネルギー政策。

大:はい、解説お願いします。

苫:あのエネルギー政策っていう
  ところで、いきなり最初に
  原子力潜水艦っていう話を
  したいんですけど、

  なぜかっていうと、今回の
  4候補のお話の中で、
  いきなり

  「日本は原子力潜水艦を
  持つべきですか?」

  みたいな話が出てきてるん
  ですよね。

  これってかつて総裁選とか、
  そういうレベルで出る
  話題じゃないじゃないですか。

  これどっから来ましたか
  っていう?

  もちろんそれは今回の岸田
  内閣の動きの中のど真ん中の
  話の一つでもあるんで、

  そこをお話ししながら
  エネルギーの話にしたいん
  ですけど。

  あの原子力潜水艦って
  言葉通り原子力の潜水艦
  ですけど、

  これ二つの意味があって、
  元々は原子力である原子
  核弾頭を持ってる、

  潜水艦っていう意味あい
  が一つあるんですよね。

  それと炉が原子炉である
  っていう二つの意味で
  原子力潜水艦言われていて、

  このワンセットだから
  原子力潜水艦であり
  続けたんですよね。

  で、これまでの役割は
  だからこれ、潜水艦から

  発射される弾道ミサイル、
  核ミサイルがSLBM
  なんですよね。

  で、そのSLBMを積んだ原子炉
  推進の潜水艦のことを原子力
  潜水艦って言ってきました。

  で、これなんでこれが
  すごいかっていうと、

  あの原子炉はご存知の通り
  酸素がいらないんですよ。

  当たり前ですよね?
  
  ということで、酸素が
  いらないっていうことは
  浮上しなくていいんですよね。

  普通だと、電池だから必ず
  浮上して、大体ディーゼルで
  発電して充電した後、

  もう一回戻るみたいなことは
  するんですけど、

  不要ということは何年間でも
  潜ってられるんですよ。

武:ずっと、潜っていられる?

苫:ま、水からあの酸素は作れ
  ますからね。

  吸う分には別に水の中から
  作ればいいわけで、

  食料を詰め込んとけば、別に
  何年潜るかどうかとして、

  別に半年ぐらいはずっと
  潜ってられる。

  で、自分から電波は発しないん
  ですよね。

  電波を受けるのはだって、
  ワシントンDCとかモスクワ
  から撃てはいけるわけです
  けど。

  自分から発信しなければ、
  自国の仲間さえも今、

  自分の原潜がどこにいるか
  わかんないんですよ。

武:見つからないってことですね。

苫:計画はもちろんしとき
  ますけど、実際は。
  っていうことは

  今、東京湾に三、四か国の
  原潜がいるかもしれない。

  間違いなく今日本海には
  間違いなくいるでしょ。

  でもかもしれないしか
  行かないっていうこと
  ですよ。

  そうすると、昔は大陸弾道弾が
  アメリカからモスクワに飛んで
  いくみたいな。

  二十分ぐらいかかるわけ
  ですよ。迎撃できますよね。

  それが湾の底からヒューン
  ですもん。

  理論的には迎撃できないです。
  現実問題として迎撃できない
  ということで、

  今の安全保障はやはり核の傘
  というのは未だに続いて
  きてるんで、

  これはもはや大陸弾道弾
  ではなくて、原子力潜水艦
  からの発射なんですよ

  というのがまず大前提で
  理解してもらうと。

  で、さらに今、現在の
  方向性がこれまでと
  変わってきました。

  まず大国は撃てるわけ
  ないじゃないですか?

  戦争というのは勝つために
  やるわけで。
 
  そして核兵器落とした方が
  もう全世界敵に回して
  終わりですから。

  ということは、結局、
  今は自主的には撃て
  ないんですよ。

  核兵器は。ただ持ってると
  いうだけですよね。

  で、実際どうなってるか
  っていうと、

  各国のそのSLBMを持ってる
  原子力潜水艦のサイロって
  入れておくとこですよね。

  そういったエリアをどんどん
  改造して、特殊部隊員がいる
  場所に変えてるんですよ。

  で、それももちろん、
  そのSLBMの核の抑止力を
  やめたわけじゃないんで、

  数を減らして、あとは通常の
  その巡航ミサイルとか
  入れてるんですよ。

  そうすると今は同じです。
  原子力潜水艦で、原子炉で
  どこにいるかわかんない。

  もちろん原子力でも音が
  出るんで。それに対して
  その近くなったら電池で
  動くとか、

  いろんな工夫があるとしても、
  少なくとも静かにそばにいて、

  そこからそのミサイルの出口から、
  特殊部隊がこうやって泳いで
  っていうよりは、

  モーターでですけど出てって、
  そして破壊工作をする。

  さらに電磁波攻撃をする
  サイバー攻撃をする。

  そして通常の巡行ミサイルを
  やるっていうハイブリッド
  ワーフェアが今の実は
  SLBMをベースとした。

  これが、最先端の安全
  保障だと思っていただけたら
  良いと思います。

ふ:どれぐらい深いところに
  いるんですか?

苫:いくらでも深くなります。
  それはただし、そんな深く
  なる必要はないんで。
 
  で、あのコストの問題です
  から、深くするものを作れば
  コストが高くなる。

  それだけの話ですよね。
  だからそれはそのコストの中で、
  あの、その順当な深さまで
  いっとけばいい。

  もちろんデストロイヤー
  駆逐艦との戦いとか、
  いろんなことも
  あるわけですよね。

  だからそれは今、今、
  本当にリアルタイムで
  起きてることなんです。

  各国のそのデストロイヤー対
  その原子力潜水艦のイタチ
  ごっこみたいな。

  今起きてて皆さんが知らない
  だけで、そしていざとなったらば、

  その辺の湾から、核弾頭ではなく、
  巡航ミサイルをこんなになって
  飛んでくるやつを打ち込みながら、

  特殊部隊員の破壊工作とサイバー
  攻撃と電磁波攻撃が同時に起きる。

  これもずっと訓練し続けている
  ことで、ということは、逆に
  言うと、

  日本が原子力潜水艦を持つと、
  核弾頭をなくして、その他の
  技術は全部自衛隊を持ってる
  わけですから、

  自衛隊特殊部隊のレベルは
  世界のトップレベルです
  からね。

  っていうことは、
  いきなり全く同じ抑止力を
  持てませんか?

  例えばその北朝鮮がつい最近、
  あのあんまり知られてない
  9月1日だったかな?

  あの巡航ミサイルでその
  ループをしたり、八の字を
  したりって、

  あれあれ、全部は追っかけ
  られなかったんです。

  各国の衛星から。

  だから今は小型の衛星を
  日本の上にあげようみたいな。

  ディスカッションはこれから
  その防衛大臣の中で出てくると
  思うんですけど、

  それと極超音速の今実験中
  って、あれも新聞に書いて
  ありますよね。

  9月20何日に出たと思います
  けど、ああいったものは
  どうせ落とせないんです。

  ところが、特殊部隊が例えば
  平壌のそばぐらいまで
  海の中にいたとして。

  そうすると、燃料を入れ始めた
  瞬間に巡航ミサイルを飛ばし
  ながら、特殊部隊が破壊工作
  行って、

  サイバー攻撃して電磁波攻撃
  をして、そしてサイロそのもの、
  ミサイルそのものを潰すことが
  できるってことは、

  いわゆる今言っている
  敵基地攻撃ですよね。

  敵基地攻撃を実際にやると
  したらば、原子力潜水艦から
  特殊部隊とのハイブリッド
  攻撃が理想的なんですよ。

  っていうことは、これは
  今すぐにでも日本が持てるし、

  逆に言うと、もしも北朝鮮が
  本当にそういった巡行ミサイル
  だったり、

  極超音速ミサイルを持つように
  なると、それ以外で事実上は
  防ぎようがない。

  今はあえて北朝鮮っていう
  話しかしてませんけど、

  その自衛隊という論理の中では、
  もちろん中国もその仮想敵国に
  入ってるわけで、
  そうなると同様の話ですよね。

  ただし、そこに踏み込むと、
  まさに外交問題として
  どうかっていう。

  ただし、日本はすでに潜水艦は
  持ってるわけですから、
  それで巡行ミサイルを
  持ってるわけですから、

  単に炉を原子炉にすれば
  いいっていうだけの話に
  なるんで。

  そこでこっから先の話に
  なるんですけども、

  そうすると原子力潜水艦は
  どうやって持つかという
  ことを考えると、

  まずその核製造保有国は
  米・中・英・仏・露ですよね。

  これ以外の国はじゃあ実際
  どうやって持つかっていうと、

  実際は一つはリース方式が
  あるんですよ。

  リース。借りるで、これは
  実際にインドはロシアから
  リースしてるんですよね。

  で、オーストラリアは新聞
  出てると思いますけど、

  アメリカとイギリスのどちら
  からリースしようかなって
  検討中で、

  実は僕、2017年の国防論
  っていう本で、

  日本は同盟国それぞれから
  一隻ずつリースしたら
  いいですよっていうことまで
  提案してるんですけども。

  で、なぜかというと、例えば
  そのアメリカからリースした

  やつをそのサンフランシスコの
  そばに潜らせるのは
  絶対許してくんないけど、

  イギリスかフランスからリース
  しただったらば、できますよね。

  単にアメリカっていう言い方は
  いいかどうかは別として。
  ということで、

  それぞれの国が自分の近くは
  ダメといったものでも、

  各国からリースすれば全世界を
  カバーできるんで、

  そういった意味では多数国
  からのリースというのもある。

  そしてオーストラリアは
  そのそのファイバー国なんで、

  イギリスとそのアメリカの
  どちらかという論理で、
  ただ彼もすごいんですよ。

  どちらにしようかなって。

  今悩んでるんで、両方から
  有利な状況を引き出し中
  なんで。

  もしも日本だっておそらく
  イギリスとそのアメリカと
  フランスかなぐらいじゃ
  ないですか?

  おそらく日本がリースできると
  したら、そしたらその三か国
  からとりあえず

  どうせ原子力潜水艦って
  一隻とかないわけで五隻
  ぐらい持つわけで、

  一隻目は各国から三隻買った
  けど、四隻目どうしようとか、

  三隻目はイギリスとアメリカ
  あったけど、三隻目はどこに
  しようっていうと
  かなり有利な交渉ができるんで。

ふ:なんか飲み会の二次会、三次会
  どうしようみたいな。

一同:あはははは。

苫:あとはもう一つは
  自国建造ですよね。

  で、日本はその自国建造は
  日本は得意な。

  潜水艦って、日本得意で、
  実は原子力潜水艦って
  旧日本海軍の双頭型の
  原子力潜水艦の

  「伊四百型潜水艦」が元になって
  いるんですよ。

  これは、元々ミサイルとか
  じゃないくて、飛行機を
  乗せられるようにする
  やつですけど。
  
  双頭型の潜水艦、
  日本が、2隻作ってて。

  伊四百ですけど。

  これ、太平洋戦争終わっちゃって
  両方アメリカに取られちゃって

  1隻沈められて、1隻調べた結果、

  「あ、なるほど、これだったら
  ミサイルとか発射するとき、  
  ゆらゆらしないわ」
  っていうので。

  実は日本の潜水艦がもとで、
  その原子力の潜水艦って
  作られてるんですよ。

  意外と知られてないん
  ですけど。

  で、その時代からもう
  日本はずっと三菱重工
  だったりIHIだったり、

  ちゃんとその作れるとこ
  ありますからね。

  だから日本は造船はできる
  じゃ原子力技術はどうか
  っていうと、

  一つはその通常の原子炉を、
  そのいわゆる軽水炉ですよね。

  これを入れる。
  これは可能ですけど。
  大体そうすると20%ぐらい
  濃縮することになるんですよ。

  何でかというと、炉は
  その例えばその空母だったら
  アメリカだったよね。

  空母だったり、原子力
  潜水艦であれば、
  一度炉を作った後に、
  これは鉛と鉄で固めて、

  船の中にゴンと入れて、
  燃料の出し入れとか
  しないんですよ。

  塊で船が終わった時、
  六十年後に一緒に沈めて
  廃炉でっていう論理
  なんですよ。

  で、それから百年後、
  二百年後の技術で回収して
  再処理してくださいね
  みたいな感じで。

  今、ロシアの方がそれが
  そろそろ、それが来てるんで、

  今どうしようかっていうのは、
  ロシアで問題になってますけど

  ってことは、一回入れて
  六十年走らせるためには
  20%ぐらい濃縮しなきゃ
  いけないんで、

  ご存知のように20%までは
  平和利用で、20%を超えると
  なんですよね。

  イランの濃縮なんて19.8%で
  微妙なんで。

  ですから、日本も18%濃縮ウラン
  を狙う手もあるし。

  ただし、日本の現場って
  3~5%濃縮ですから、
  20%までやって、技術が
  大丈夫かこれ別の問題ですよ。

  ただ、モジュラー炉って
  いうのは今日お話しするん
  ですけど、

  モジュラー炉というのは
  もっと小型の、超小型の
  やつでカプセルにしちゃって、
  出し入れしない。

  だから燃料の出し入れとか
  しない。

  その代わり、そのおそらく
  2万kw、3万kwぐらいしか
  ないけど、逆に言うと、

  原潜だったらそれで
  5年、10年持つんで、

  5年、10年経ったら
  モジュールごと取り換えれば、

  何も20%濃縮しなくても
  3%、5%の日本の持ってる
  技術っていけるんですよね。

  で、それを先に理解して
  おいた上で、

  こっから先の話を聞いて
  ほしいんですけども、

  あの脱CO2社会で、変動要因の
  吸収とソースの多様性が
  不可欠っていうことを、

  これからその岸田内閣の中で、
  日本のエネルギーの安全保障の
  話が出てくるんで、

  理解しておいてニュースを
  見ていただくといいと
  思うんで、

  先にご説明しておきます。

  まず、自然発電のその
  問題点というのは、これ

  変動要因では当たり前
  ですけど、
  つい忘れちゃうんですよね。

  あの自然変異電源って
  我々は普通に呼びますけど、

  これ簡単に言うと、太陽光と
  風力の話ですよね。

  そうすると、これ必ずバック 
  アップ電源が不可欠なんですよ。

  で、今のそのバックアップは
  火力発電で。

  だって、あんまり風がないと
  足りなくなる。

  その時足りない分、
  どうしようとか、
  今、LNG火力ですよね。

  そのバックアップ電力が
  必ずいる。

  特に太陽光は夜間の出力は
  当たり前ですけど、
  ゼロですよね。

  そうするとこれバックアップ
  という。

  それと太陽光の場合は、
  もしも大量に太陽光発電が
  あるんであれば、

  昼間多すぎくらい発電すれば、
  その電気で水を上に組み上げて
  で落とす。

  これ揚水発電ですけど、
  夜間は落とした水で
  発電するから、

  わざわざ汲み上げて落とす
  んで、エネルギー効率3割
  ぐらい下がるんですけど、

  そういう考え方も
  もちろんあります。

  で、そういったものを
  入れて、そのエネルギー庁が
  7月31日の数字とは違う
  数字を9月3日に出し
  たんですね。

  それが今回入れてる
  数字ですけど、バックアップ
  火力等の変動吸収コストを
  入れると、

  実は風力、太陽光の方が
  火力原子力より高い。

  という数字がエネルギー庁
  から出てるんですよ。

  四月末まではなぜこの数字が
  火力原子力よりちょっと
  少なかったんですよね。

  そういうことで、ずっと
  風力、太陽光を進めてきたん
  ですけども。

  だけど、ただ、いろんな
  先生ものすごい立派な
  そのデータがわーっと
  出てるんですけど。

  いやだけど、現実問題と
  してそのコストは何なの?
  っていう時に

  火力発電の変動吸収コスト
  とか入れなきゃだめでしょ
  っていう論理になって、
  これが出たんで。

  そうすると、そのkWhを
  円でいくらっていう
  のでも見ると、

  火力11.2、原子力14.4に
  対して風力18.5、太陽光
  18.9で火力、原子力より
  高いんですよ値段上は。

  で、これはおそらく
  河野大臣に思いっきり
  怒られたんでしょうね。

  これね、当時で言うと。

  当時、中さんがエネルギー
  庁を怒られた。

  なぜかっていうと今でも
  ありますけど、当時NHKも
  流したし、読売新聞にも
  ドワーッと出てましたけど、

  その資料がないわけじゃ
  なくて、資料の下の欄の

  備考のところにちょこっと
  書いてあった。

  グラフも何も無く、書いてある
  数値なんですけども。

  で、これを理解しといた
  上で、その自然発電の
  問題点のソースの多様性を
  失うリスクということを、

  今度はそのソースの多様性と
  いうことで、リスク要因を
  考えてほしいんですよね。

  さっきは変動要因ですよね。
  変動要因をどうやって
  カバーするか、

  それとソースの多様性を
  どうやって維持するか
  ですよね。

  太陽光パネルは今、中国へ
  その一辺倒の依存なんですよ。

  太陽エネルギーの中で必ず
  パネルが必要である。

  もちろん元になってる。
  その原料は、そのウイグルの
  奴隷労働だなんだって

  いろんな政治的なことを
  言われてますけど、

  とりあえずそういった
  政治的なことは置いといて、

  そのいわゆる経済のその
  パネルの生産メーカーから
  どうやって買っていくかって
  いう論理の中で、

  世界のトップ5は今、
  中国企業が独占してるん
  ですね。

  で、あの5位はその
  カナディアンソーラーって
  いった。

  名前はカナダだし、登記も
  カナダなんですけど、
  実態は中国なんで。

  ということで、トップ5が
  もう中国なんですよ。

  どういうことかというと、
  これまではその化石燃料と
  いうのは原油であり、
  今LNGですよね。

  そうすると中東であり、
  オーストラリアであり、
  あとはマレーシアですよね。

  LNGが取れるのは。

  そういったところへの
  依存が今、どんどん完全に
  中国依存に移行中なんですね。

  太陽光発電の推進で。

  ということは、そのエネルギーの
  安全保障の中でソースの多様性
  っていうことがあって、

  それが中国一辺倒になりすぎるの
  部分、それとその自然一辺倒に
  なりすぎる部分、

  この二つ合わせては、
  その気候変動とソースの
  多様性のリスクということで、

  安全保障としても、経済の
  安全保障の枠で見ていただくと。

  そして今、太陽光発電は
  技術にしても、これは中国が
  圧倒的に先行してるんで、

  誰も中国に勝てない。

  コスト面で少なくても。

  ただし、これすごいのは、

  中国は習近平さんが脱CO2を
  ガンガンやりすぎたんで、

  今、深刻な電力不足中
  なんですよ。

ふ:え?そうなんですか?

苫:そうです。

  あの、なんていうのかな。
  そのピラミッドじゃない
  ですか。

  日本だってワクチンの時、
  この大臣が打て打てって
  いうと、

  町のその市町村の人がいや、
  それは日本でそうですから、

  これが中国ですから、
  習近平さんが、脱CO2って
  やると、もう村の隅々まで

  脱CO2でどんどんその代替
  エネルギーを主に太陽光
  パネルでありっていう

  ところにこう移行して
  きたんで、

  今、逆に電力が不足
  しちゃってるっていう。

  中国自身が自分でその
  ソースの多様性と変動要因に
  リスクになっちゃってるって
  いう時代が来ちゃったん
  ですよね。

  じゃあ、そういう中で、
  その私がその提案して
  いくのはマイクロ炉っていう
  概念をまず理解してほしいん
  ですけど。

  CO2の圧力で脱火力は
  これはもう不可避なんですよ。

  2030年代になっても
  そのやってるっていうのは
  難しい。

  これちょっと必ずその
  アメリカと中国とロシアは
  あんまり入ってこない
  論理ですけど、

  日本のそういう経済、
  安全保障に必ず入ってくる
  んですけど、

  例えば今だとその東南
  アジア3カ国で日本は
  火力発電をプラントを
  推進中なんですよ。

  これ。一方では日本で稼ぎ、
  その稼ぎで石炭をやれないから
  公害って言われてますけど、

  エネルギーの安全保障では
  これ一つの方策ですよね。

  ただ今、習近平さんたちが
  火力、石炭発電はダメって
  いうことをガンガンに
  言ってて、中国もやらない。

  実際は石炭発電は中国が
  2030年まで毎年増やして
  いかないと電力足りないんで、

  中国が一年間に増やす
  石炭火力が出すCO2は日本の
  一年分の全CO2と同じ
  なんですよ。

  それは2030年まで出し続ける
  という論理なんで。

  おそらくその世界世論で、
  日本のその東南アジアの
  3プラント。

  石炭火力を撤退させといて、
  中国がおそらく中国人で
  作るっていうことが
  狙われてるみたいな。

  そういった大きな枠組みの
  で、色んな複雑な圧力は
  あるけど、特に脱CO2の圧力って。

  だってもう電気自動車しか
  ダメですねって。

  菅さん時代は言ってた
  わけですから。

  ってことは、じゃあ、
  どうするかっていうことで、
  マイクロ原子炉っていう
  概念を理解してほしいって
  いうことですよね。

  これは電力中研に
  いらっしゃった服部禎男博士が
  日本の先生が60年代から
  言われてるそうですけど、

  80年代にはもう世界中に
  その論文で知られている
  「超小型安全原子炉」っていう
  考え方が原型なんです。

  で、これどういうことか
  っていうと、炉は十分
  小さくなると、

  事故った時には中で温度
  上がりますよね。

  温度が上がるとことは
  密度が下がる、

  密度が下がるっていうことは、
  中性子線が隣の核、周りの
  核にあたって分裂やってる時に

  密度が下がったんで当たる確率が
  下がるわけですよ。

  で、外に出て行っちゃう
  炉心のま、炉心の外って
  言ったって。

  もちろん容器の中でその
  遮断材に入ってますけど、

  でも少なくとも炉心の外に
  出ちゃうんでっていうことは、

  事故になった時、自然に臨界が
  収まっちゃうっていう。

  そこのサイズまで小さくする。

  自然に臨界するよりが
  収まるぐらい小さくしたやつを
  マイクロ炉って言うんですよ。

  だいたいあのおそらく1m未満
  80cm、90cmぐらいのその直径の
  炉心ぐらいになると、

  どうもそうなるって計算を
  当時から先生されてるん
  ですけど。

  っていうことは、もともと
  安全な。

  ただし、いろんな政策で
  日本はGEとその
  ウエスティングハウスのみじゃ
  ないですか?

  日本でやってきた。

  そういったアメリカの政策の
  中で、日本には巨大原子炉をやる
  っていう。

  ずっとそれと通産省の論理が
  あったんで。

  80年代から先生たちは
  言ってて、世界中では

  じゃあやろうねって言って、
  技術も進んでるのに、

  日本だけはやってきて
  ないっていう不思議な
  原理なんですが。

  今これ急にだから高市さん
  なんかの話に小型原子炉
  っていうことが出てるん
  ですけど、

  あの小型原子炉の基本は
  超小型原子炉の話なんですよ。

  だから今はどうも世界が
  変わりつつある。

  そろそろ。で日本人も
  その福島から10年経って、

  そしてどう考えたって
  原子力を維持しなきゃ
  いけない時に、

  じゃあどうしようって
  具体的に考えた時に
  だったらマイクロ原子炉
  かなっていう論理が流れて
  きたのと、

  アメリカの巨大なエネルギー
  利権がビルゲイツさんが今、
  次世代、高速炉の会社に
  投資して社長ですからね。

  そういった流れの中で、
  そういう雰囲気変わって
  きたのがどうもある。

  そこで今回、総裁選の中でも
  いきなりその高市さんとかが
  地下に入れる。

  小型原子論みたいな論理が
  出てきたのも、いきなり
  原子力潜水艦の論理が出て
  きたのは、

  今世界がぐるっと原子力に
  ついて変わりつつあるのが
  今出てきてるので、

  そこでさっとご説明した
  かったんですけど、

  まず第一世代っていうのが
  あって、これ実験時代の
  原発ですよ。

  1960年代までの第1世代
  っていうわけですよね。

  それから、その第2世代という
  原発が商用原発として、

  最初期のやつ。

  大体1960年代、70年代の
  やつで、

  福島のいわゆるGEのBWR-3
  MARK1ということが
  当時いっぱい出てきたと
  思いますけど。

  フリップあるのか、
  はい、これですね。

  はい。見ていただくと、
  第1世代がその実験時代。

  そしてこれが皆さんが
  いっぱい名前を聞いた。

  BWR-3でMARK1これ、
  あのGEの炉ですよね。

  で、これは60年代と
  ちょっと70年代。

  それから今は世界は
  第3世代に行ってるん
  ですけど、

  第3世代というのは
  実は第2世代なんだけど、

  それを安全に改良した
  やつだからAが頭に
  つくんですよね。

  アドバンス。
  ABWRとかAPWRこれが今、
  世界の水勢で。

  ただ一部が第3世代プラスな。
  今、お話ししたのは第3世代
  プラスなんです。

  第3世代までとってことは、
  第2世代と本質的には
  変わってないんだけど、
  全く同じ。

  例えば軽水炉、軽水炉って
  いうのはただの水ですよね。

  そのその軽水炉などを
  小さくしただけで、
  それでってことは主に
  経済的な進化ですよね。

  モジュール化することで、
  でかければ、でかいほど
  複雑性が上がるけど、

  モジュール化して安全な
  やつであれば、
  地盤とかに合わせて何個
  あげるかな。

  例えば局型だと5万kWとか、
  なんで。

  そうすると、それを12個
  合わせて60万kWにしよう
  みたいな。

  そういった経済的な
  モジュール化で、実際、
  日本でもGE 日立BWR-300って

  いうのは、今、実際にその
  推進しています。

  で、その次がいわゆる
  次世代炉です。

  次世代炉は、日本では
  そのまその、いわゆる失敗
  しちゃったりが多いんで。

  辛いですけど。そうですよね。

  だけど、その実証実験
  レベルですよね。

  で、有名なのは高速炉
  ですよね。

  高速炉って昔、2011年、
  いろんなメディアで
  聞いたと思いますけど、

  通常のその原発は水とかで
  あの減速させる。

  で、それを減速させることに
  よって、原子核に当たるように
  確率を上げて、

  それで臨界を維持する。

  それを減速させないまま
  中性子を飛ばしてるやつで、

  それはいわゆる増殖炉にもなる。
  あのウラニウムは大体普通
  ウラン235が100%の中の

  大体3%ぐらい増えて、それで
  臨界しないウラン238が

  90もっと少ない。
  0.3%ぐらいで99.7%ぐらい
  ウラン238ですよね。

  で、それ、そのウラン238は
  中性子線当たるとプルトニウム
  239に変わるんで、

  それはどっかで学んだと
  しますけど。

  で、そうするとプルトニウムは
  また燃やせるんで、

  今後の燃料になるっていう
  ことは、実際は燃える燃料は
  プルトニウムに変わる部分と、

  残り1%ぐらいの燃え残った
  ウランを一緒に燃えせるんで、
  燃料が増える。

  増えるじゃないですかって
  いうのはこれ。

  中性線を減しない高速炉で。

  これ日本がずっとやってるん
  ですけど、
  まだうまくいってない。

  あとは他にも、その高圧ガス炉
  JAEA HTTR

  核融合炉。
  これここはもう次世代炉と
  言っても、ここまではその
  核分裂ですけど、

  これは核融合炉ですけど。

  全く違いますけど、ITERとか
  京大でやってるやつは
  計画段階。

  これが次世代炉ですよね。

  そういった枠組で見た時に、
  日本において、じゃあ具体的に
  原発をどうするかって
  いうことを考えると、
  まず問題点はものすごい単純。

  これ皆さんが指摘してる
  ことですけど、日本の商用
  原発は1世代半遅れてる
  わけですよ。

  31基、今、稼働中。

  稼働中っていうのは、
  ほとんどが定期点検中で
  実は動かしてないんですけど、
  もうすでに稼働許可が
  出ちゃったやつ。

  ってことは、その定期
  点検中まで入れると
  31基稼働中で第2世代という。

  さっきのこれですよ。

  第2世代って、福島と同じ世代の
  60年代、70年代、技術で
  動いているやつが

  31基中、いまだに27基なん
  ですね。

  で、第3世代。

  プラスじゃなくて、第3世代
  ですよ。

  改良型というのがたった4基。

  それもABWR4基でAPWRはゼロ
  ですから。

  というぐらいっていうことは、

  未だに日本は実質第2世代で
  福島世代なんですよ。

  これを40年経ったけども、
  その炉の設計はだいたい
  40年なんだけど、

  実際は60年代ぐらい60年ぐらい
  動かせるはずなんで

  大丈夫っていうので、
  今動かそうとしてるんです。

  それはさすがに危険でしょ。

  簡単に言うと、第2世代原発を
  規制委員会のプロフェッショナルの
  がもう徹底的指導して、

  これやりなさい、やりなさいって
  言って。

  それでパッチワーク。
  バグ取りしながら今、稼働をする。

  僕はそれを原発のみずほ銀行
  って言ってますけど、

  みずほ論理と全く同じ。
  同じですよね。

  これ、あまりに危ない。

  ということで、じゃあ可能性は
  どうすればいいのかって
  いうのは

  まず第三世代プラスなんで、
  日本がいきなり第4世代
  これ研究でお金出すのは
  いいけど、

  商用運用、第4世代。

  これありえないでしょ。

  ということは、第3世代、
  実質第2世代を小さくした
  だけってことは、

  日本の技術は全部できる
  わけですよ。

  そして3%、5%圧縮ウランで
  できるんで。

  ということは、第3世代
  プラスの小型炉やもっと
  小さいマイクロ炉の独立
  モジュール化が、
  おそらく効果的、

  そして、なんで安全保障上
  効果っていう言い方を
  したかっていうのは、

  後でお話ししますけど、
  もちろん経済の安全保障と
  本物の安全保障上も
  おそらく効果的で、

  一つは単純構造なんで。

  おそらくモジュールを
  ガンガン作っていく。

  今、アメリカでそういう
  ベンチャーは一杯
  できてるんですけど、

  それと無人運用で
  できるんで。

  巨大なプラントは無人
  運用できないけど、

  冷蔵庫ぐらいのやつを
  完全に覆っちゃって。

  で、燃料交換しないんで
  終わったらモジュールごと
  廃炉ですからっていうことは、

  簡単に言うと、巨大な電池
  みたいなプラスとマイナス
  出てきましたっていう

  交流発電機ができるわけ
  ですよね。

  そういうので、その、ま、
  それは安全保障と深く
  かかわってくるんですけど、

  そういった意味でモジュール化。

  マイクロ原子炉は、例えば
  基地なんかはずっとアメリカは
  今、そうやる方向でいるん
  ですよね。

  あのデータセンターとかも、
  まさにそこにモジュールを
  置いとけば完全に切り離して
  ということはサイバー攻撃しよう
  がないじゃないですか。

  あの実際、今、世界中の
  原子力発電所って各国の
  エージェントが入って、

  内部からのサボタージュが
  リスクがあるって言われて
  るんで、

  それさえ見られないし、
  外部からのサイバー攻撃も
  ないですよね。

  そういう意味で、その今後の
  その日本のその最後の、
  そのフリップになりますけど、

  安全保障としてまで含めた
  エネルギー開発。

  まず前提は
  第三世代のAPWRさえ商業稼働
  できてない日本が、今ですよ?

  いきなり高速炉の第四世代の
  実用化を狙ってもまあ
  事故リスク多いですよね。

  あの「もんじゅ」の時の
  ナトリウムが漏れちゃった
  みたいな感じで。

  で、とはいうものの脱CO2で
  2030年代になってまで
  火力維持は難しいし、

  今言ってるように第2世代炉を
  40年経ったのをもうちょっと
  伸ばしましょうって言ったって、

  2030年代で50年、60年経って
  るんで、

  それはさすがに無理でしょ
  っていうことは、

  我々は国民もその原子力は嫌
  だけど、でも実際動かされ
  ちゃうんだったら、

  じゃあどうするかっていう
  論理ですよね。

  そうなると、おそらく
  マイクロ炉、小型炉であろうと
  いうことで、

  第2世代をみずほ方式で、
  このまま50年維持ではなく
  って、

  第三世代プラスの小型炉や
  マイクロ炉のモジュールに
  移行がおそらく望ましい。

  そして最初に話した原潜の話に、
  いきなりここで最後に
  戻るんですけど、

  マイクロ原子炉だったら
  日本人は作れます。

  そしてウラン濃縮20%しないで

  3、5%で5年、10年でいいです。

  30年、40年じゃなくて、
  それを炉ごと、ポンポンと
  入れ替えればいいわけ。

  そうすると通常ミサイル
  クルーズ今あります。

  そうでしょ?それで特殊部隊
  自衛隊は陸上、海上両方も
  世界のトップレベルの人たちが
  います。

  そして電子サイバー。

  サイバーも今日本は急速に
  強くなってるんで。

  ということは、電子、サイバー
  ハイブリッド戦展開を持って、

  そして万が一、極超音速だったり、

  八の字ミサイル飛んできても、
  その根元を敵基地攻撃で原子力
  潜水艦が叩けるんで。

  っていうことは、日本にとっても
  高抑止力になるんで。

  そろそろ真面目に日本は
  原子力というのを

  じゃあ、どのレベルで行くか
  っていうのは、おそらく3世代
  プラスぐらいにしとくのは
  日本は安全。

  実は中国とロシアはもう
  だいぶ先行しちゃってるんです。

  で、日本はこれ、これでその他の
  技術は全部持ってるんで、

  経済と両方、その本物の
  安全保障で大丈夫な。

  ただ最後に一つ言いますと、

  経済の安全保障で大臣まで
  作りましたけど、

  必ず経済の論理じゃなくて、
  後ろにインテリジェンス。

  本物の論理がインテリ
  ジェンスの論理が
  なきゃいけないんで、

  そのインテリジェンスを
  日本も必ず強化するという
  ことで、

  初めて原子力をどうするか
  っていうディスカッションが
  できるんで、

  経済だけの安全保障じゃ
  駄目ですっていうことは
  分かっておいたほうがいい。

ふ:はい。貴重なお話、
  ありがとうございました。

  それではまた明日。

大:まだで~す!!

武:まだ、続きますよ。

(YouTube動画より)

成績が良かったらお小遣い割増しはアリ?

発言者は、以下の通り。

ふかわりょう(以下:ふ)
大島由香里(以下:大)
武井壮(以下:武)
苫米地英人(以下:苫)

大:子供の小遣いの渡し方に
  ついて、皆さん、どうして
  いますか?

  小説家の広小路尚祈さんは、
  小学校から年齢に応じて
  毎月決まった額を子供に
  渡していたそう。

  一方、成績が良かったら
  お小遣いを割り増しといった
  スタイルを採用している
  家庭も多くあるそうで、

  この方法は子どものやる気を
  引き出すために効果的。

  実際、成績が優秀な子の
  家庭でこの方法を導入して
  いるといった話を何度も
  聞いたことがあるとのこと。

  しかし、広小路さんは
  この方法にやや疑問を
  持っており、

  「報酬のために勉強する」
  という考えは、報酬に
  直結すること以外の勉強を
  全くしなくなる可能性がある。

  生活は豊かにしてくれるかも
  しれないが、人生全体で眺めた

  場合、もっと興味の赴くままに
  知りたいことを知ることが
  必要なのではないか。

  そして、「報酬に直結しない
  勉強は、実はとても楽しい」と
  指摘しています。

ふ:うーん、どうですか?
  武井さん。

武:僕は意外と賛成で。
  でも報酬に直結する

  勉強っていうよりも、
  あの報酬に直結する活動を
  させてお小遣いを与えて。

  例えばですよ。

  分かんないですけど。
  ま、ユーチューブでも
  何でもいいし、

  あのネットショップを
  作ってあげて、

  これで商品だけ用意して
  あげて、これを売ったら、
  その売った分のお小遣い
  あげるよとか。

ふ&大:ああ~~!!

武:実務をもさせて、
  「あ、こうすれば、
  お金稼げるんだって」

  いうのは、子供のうちにも
  知らせておいて、

  あの報酬に直結する活動を
  させておくっていう。

ふ:じゃあ報酬の喜び自体は
  ありだと?

武:あっていいと思いますし、

  ま、やっぱりそのために
  こういう作業が必要なんだ
  っていうのは分かっていて。

  で、大人になった頃には
  もう自分で何かでも収入が
  得られてるんで。

  じゃあ自由なことできるな
  って言って自由な勉強をしたり、

  スポーツやったりとか、
  それを選択できるように
  なれば、自分の楽しいものを
  後で選べると思うんですよ。

  だけど大人になって楽しいこと
  やってた子が大人になって
  お金稼ぐ方法を知らないから、

  結局、自由なことを勉強も
  あの活動もできなくなっちゃう

  っていう今の結構世の中に
  なっちゃってるんで、

  僕は逆にした方がいいんじゃ
  ないかなと思いますけど

ふ:ちなみに武井さん。
  お仕事をいただく時、
  事前に出演料とか分かった
  上で受けるんですか?

武:当然、個人事務所ですから!

一同:あはははは。

ふ:目力がすごいですね。
  そういうものなんですね。

武:そうですね。細かな交渉を
  させていただこうかなと
  思ってますけども。

ふ:でも、それ場合によっては
  それの、その如何によって

  受ける受けないも
  決まったりするんですか?

武:ま、報酬の多寡で、
  僕はあれですよ。

  あの仕事を選ぶことはして
  ませんよ!

  やっぱり情熱があるか
  どうかですけどね。

一同:あはははは。

ふ:目を合わせなく
  なりましたよ。

  でも大事なことですからね。

  苫米地さん。
  これテストで百点取ったら
  お小遣いあげるみたいな
  考えってどうですか?

苫:バカですね。それね。

ふ:良くない?

苫:全然意味ないです

ふ:意味ない

苫:意味ない。

  だってお金。
  お金で手に入れる
  価値じゃないでしょ

  テストの成績というのは。

武:知識とか?

苫:(お金は)あの何と交換する
  じゃないですか?

  何とも交換してないじゃ
  ないですかそうでしょ?

  何らかの金銭的価値がある
  からそれと交換して
  金銭を手に入れるわけでしょ

  自分のテストの成績って
  金銭価値は本人以外に
  しかないですよ

  他にとっては何の意味も
  ないじゃないですか

  「社会に機能を提供する」
  これが職業ですよね?

  で、その機能を提供することは
  お金入ってこなくたって
  いいんですよ。本当は

  いつも言ってるように、
  お金が入るか入らないか、

  ファイナンスというゴールで
  機能を提供する職業のゴール
  とは違うんですよ。

  でも、日本みたいな経済大国
  だと、機能を提供すると、

  勝手にお金が入って
  きちゃうんですよ。

  なぜかっていう付加価値が
  あるから。

  っていうことは、
  それは他人にとって有意義な
  付加価値を創造することに
  よってお金を手に入れる
  わけですよ。

  それを成績が良くなるって、
  自分にとってはいいこと
  あるかもしれないけど、

  他人にとっては何のいい
  こともないです。

  それぞれの生徒にとっては、
  かえって損ぐらいじゃ
  ないですか。

ふ:これまた、ゼミナール始まり
  ましたよ。これ。

一同:あはははは。

苫:これはもう最初から、
  経済のケアは。

  でも、そうやって育っちゃったら、
  大人になったら、絶対稼げない。

ふ:苫米地さんのおっしゃる通り
  なんですけど、

  でも何にもね?

苫:公務員として出世するかも
  しれないけど、

  金を稼ぐというビジネスでは
  そういう人は絶対稼げない。

  子供の頃から洗脳して育てん
  ですから、最悪のやり方ですよ。

ふ:ほぉ~~!!

苫:その前に職業は機能を提供
  するんで、お金の出入りとは
  関係ないっていうことを
  認識しないといけないんですよ。

ふ:何にも勉強しない子を、

  ちょっとでも鉛筆持って
  もらうためにお小遣い
  あげるよみたいな。

大:ねぇ。良く取られるそうな
  方法だと思いますけどね。

苫:それ、最悪です。

ふ:良くない?

苫:親が、もうだから金の
  ために働いてる親でしょうね。
  そういう人はね。

  そういうそういう文化は
  次の世代に伝えたら日本は
  滅びますよ

武:苫米地式の一番いいお小遣い
  のやり方は?

苫:うちはお小遣いというのは
  特にあげてなかったですね。
  それはね。

武:はぁ

苫:あの若い頃、自分で稼ぎ
  始めましたね。

武:あ、やっぱりそういうこと?

苫:勝手に自分で。

ふ:でも、きっかけはね。
  そういうなんかメリット
  ですけど、

  そこでなんかちょっと。

苫:必要なものを買うのは、
  お小遣いとは言わないん
  ですよ。

  だからテキストを買うとか、
  当たり前ですよね。

  本人が好きなものを
  買うのはお小遣いっていう。

  必要性が説得されれば、
  私は買い与えますよ。
  それはそうでしょ。

  でもそれはお小遣いとは
  言わない。

  あの私が子供の頃の
  アメリカのアメリカの
  東海岸はユダヤ人の
  家族多かったんで。

  彼らは十三歳の時に会社を
  だいたいもらったり、
  お金をドンともらうんですよ。

  そしてそれを自分の会社を
  育てるっていうのを、

  十三歳の頃から親に現金
  だったり、会社もらって
  やって

  誕生日プレゼント会社
  もらったっていう友達何人か
  いましたから。

  それは正しい。

  もしも、ビジネスとして
  育てるんだったら。

ふ:武井さんは、出演料によって
  このやる気度って変わります?

武:全く変わらないですよ!!

一同:あはははは。

武:全くです

ふ:ありがとうございました。
 
  以上、ダンディサロンでした。

武:僕は、苫米地派ですから。
  完全な苫米地派ですから。

  全く、全く変わらないですね。

一同:あはははは。

(YouTube動画より)

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