さ行

自我

苫米地氏によると、自我を定義
する時、部分関数を使って説明
されています。

部分関数とは、例えば、自然数を
偶数と奇数に分ける関数を
「イーブン」とします。

イーブンをいう関数に自然数を
入力すると、すべての偶数
(2,4,6,8,10…)が出てきます。

逆に、選ばれなかった自然数は、
1,3,5,7,9,…という奇数です。

自我とは、「全宇宙から、
自分以外の情報と、自分に
関する情報を分けるための
部分関数」といえます。

しかし、誰も全宇宙を知ることが
出来ないため、「自我」をはじめ、
すべての物事は定義できません。

よって、「自我」は「幻想」と
苫米地氏は話しています。

自己充足的予言

朝、今日はいい日になるぞ、
と思うと必ずいい日になります。

逆に、悪い日になるぞ、
と思えば必ず悪い日になるの
です。

これは、今日はいい日になるぞ、
と思うと、悪いことに対する
スコトーマが生まれて、
悪い出来事が見えなくなるから
です。

情動記憶

強い感情をともなった出来事の
記憶。

失敗の記憶など、悪いことだけを
取り上げて考えられがちですが、
幼いころの成功体験など良い
情動記憶もあります。

スコトーマ

盲点のこと。私たちは身の周りの
情報を意識しているかのように
感じているが、実はスコトーマの
せいで隠されている。

セルフ・エスティーム

セルフ・エスティームとは、自分の
ポジションに対する自己評価のこと
を指す。

セルフ・トーク

セルフトークとは、「しまった!」
とか「なんて俺は馬鹿なんだ」
とか、自分の中で内省的に
言ってしまう独り言を指して
います。

「ワーズ、ピクチャー、
エモーション」といった、
「情動に結び付いた言葉」を使う
ことにより、あたかもその出来事を
もう一度体験したのと同じ臨場感が
生まれてしまいます。

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